白浜の公衆浴場 「崎の湯」



ここらの温泉は歴史ある温泉で1400年前に有馬皇子が、さらにその勧めで斉明天皇が。他に持統天皇や後白河法皇などの逗留の記録があるそうです。


海のすぐ側で排水が直接、海に流れるためシャンプーや石鹸は禁止。


この写真はパンフレットのものをお借りしました。


海に向かって3つの浴槽がありますが、現在は一番、海に近い浴槽は昨年の台風で壊れたため、使用できません(男風呂は一つしかないらしい)。

太平洋の水平線を見ながら、大きな気持ちで入浴できます。気持ち良かったぁ〜。

瀬戸内の穏やかな海で育った千福、荒い波と島影がない太平洋は泳げる気がしない(亜米利加まで流されていきそうです、ジョン万次郎か😑)。でも見るのは大好き。こういう海や富士山をみながら育ったら、もう少し大きな人間になったのでしょうか。

もう一つの公衆浴場 「牟婁(むろ)の湯」へも。




ここは「崎の湯」と同じ行幸(みゆき)源泉(ナトリウム塩化物泉)と、砿湯(まぶゆ)源泉(含硫黄塩化物泉)の源泉がそれぞれ楽しめる一度に2回、おいしい(?)温泉です。

どっちがどっちの源泉かは忘れました。片方だけ硫黄の匂いがします。


こちらは地元の人に愛されている温泉。
建物もかなり古く、建て付けが悪くてドアが閉まりません。
地元のおばちゃんがドアの開け閉めから、水栓の開け閉めまでレクチャーしてくれます。

どちらもいいお湯でした。



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