香雪美術館「遠州・不昧と大名家の茶」



相変わらず、道具はよく分からないので、とりあえず、ポスターに載っていたものだけは押さえておこっと。



第1章

「大名茶の始まり」ということで、まずは古田織部(マンガのへうげものでしか知らない)と小堀遠州から



吉州窯「梅花天目」

その名の通り、見込みに梅花模様が散らしてあり、とてもキュートな天目茶碗(基本、天目茶碗を使うお点前には近寄らないことにしてるが)で、お気に入り。

絵付けかと思っていましたが、型を置いて焼きあげるんですね。



景徳鎮窯「染付松竹梅図茶碗」

内側に釉薬がかかっていないので、もともとはお茶碗ではないと思われる。火入れに欲しいわ〜(くれん、くれん)。

高取焼の鮟鱇茶入「腰蓑」

下部の筋が腰蓑?

小堀遠州「唐竹花入」

へ〜。

その他、美濃焼、朝日焼、書状(読めないし、興味なし)。



第2章

片桐石州と金森宗和


野々村仁清「色絵忍草文茶碗」

緑釉がとても幻想的&繊細な忍草です。


野々村仁清「色絵花唐草文鱗形香合」

いずれもお美しく‥。


第3章

松平不昧 雲州蔵帳と古今名物類聚


遠州に傾倒した不昧公が収集した茶道具は雲州蔵帳(出光美術館)に記載されている。


「割高台茶碗 長束割高台」

展示は高台を見せてあります。

見事な割れっぷりの高台です。


瀬戸 小川手茶入「ふる郷」


原羊遊斉 「菊蒔絵大棗」

今回のメインでしょうか。堂々たる棗です。

 

第4章 伊達綱村と溝口直諒

だれ?


中村胡民「鶴亀蒔絵香合」

蓋裏には鶴がいます。


お道具に人となりが表れていて、とてもわかりやすく、鑑賞できました。


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