数日俺は考え込んでいた。
あの時行為までは至らなかったものの、俺はしてはいけない罪を犯してしまったのだから。
しかも、俺と莉子はその高校ではある程度有名なカップルだった。
もちろん夕紀も俺には莉子という彼女がいることは知っている。
莉子は捨てられない・・・。
事が露呈してしまえば、莉子を傷つけ、夕紀には悪い評判がたつ。
それだけは避けたい。
今思えばこの姿勢がいけなかった。
遠回しに俺は保身に走っているとしか思えないから。
だがこんなことはやめなければいけない。
まず話をつけるべくして、俺は次の日曜、夕紀の家へ向かう約束を取り付けたのだった。
夕紀の家は、地元では唯一と言っていいほどの、大型書店のすぐ隣に位置していた。
そして次の日曜。
俺の高校生活を狂わせる更なる事件が起ころうとも知らずに彼女の家へ向かった。
あの時行為までは至らなかったものの、俺はしてはいけない罪を犯してしまったのだから。
しかも、俺と莉子はその高校ではある程度有名なカップルだった。
もちろん夕紀も俺には莉子という彼女がいることは知っている。
莉子は捨てられない・・・。
事が露呈してしまえば、莉子を傷つけ、夕紀には悪い評判がたつ。
それだけは避けたい。
今思えばこの姿勢がいけなかった。
遠回しに俺は保身に走っているとしか思えないから。
だがこんなことはやめなければいけない。
まず話をつけるべくして、俺は次の日曜、夕紀の家へ向かう約束を取り付けたのだった。
夕紀の家は、地元では唯一と言っていいほどの、大型書店のすぐ隣に位置していた。
そして次の日曜。
俺の高校生活を狂わせる更なる事件が起ころうとも知らずに彼女の家へ向かった。