フリーダウンロード専用シングルのコンセプトは『アレンジはシンプルに、スピード重視で、その時々に必要な曲を作る』でした。
基本全ての曲、あんまり深く考えずに僕らの『今』を題材に作っています。
配信開始した順に解説します。
1.Maybe I Like You (2014年9月配信)
比較的作るのが得意なタイプの曲で、サビのメロディーとコード進行だけ元々ストックにあった曲でした。
少ない楽器で、ミディアムな曲でもビートだけは強い感じが、その時のブームだったので、極力少ない音色で作ってます。
歌詞の内容は友達だと思ってた異性に突然告白されてしまった悲劇を歌ってます。
2.ハートブレイカー (2014年9月配信)
今ではライブで定番の曲です。
個人的にサビのメロディーは凄く気に入っています。
New Orderを少し今っぽくした感じのトラックが最初にできたのですが、マイナーキーだったので、サビでメジャーキーに転調する事にしました。
最近の曲はマイナーからメジャーの展開が増えましたが、この曲がきっかけです。
歌詞は特に意味はないです。
ライムベリーさんとコラボできた思い出の1曲です。
この曲をキッカケにそれまでの『曲がいいせのしすたぁ』から『ライブが楽しいせのしすたぁ』に脱皮できたと思います。
色んな意味で大切な曲です。
3.いえない (2014年9月配信)
初めて4打ちをやめて作りました。
Especiaさんみたいなのを作りたかったのですが、アーバンな感じは一切出せなかったです。
チープでかわいくなってしまいました。
まぁそれもせのしすたぁぽいかなと思ってます。
せのしすたぁの楽曲の中でも最も遅い曲です。
4.TONIGHT (2014年12月配信)
ハートブレイカー以降、BPM120~130で大盛り上がりできる曲を作るのがテーマでした。
初の東京ワンマンライブに向けてお客さんとシンガロングできる曲が作りたいなと思い『朝が来るまで終わる事の無いダンスを』みたいな感じで、みんなで歌うなら音楽とダンスについて歌いたくてつくりました。
カッティングギターはDaft Punkの『Get Lucky』のを真似しました。
5.Jumping (2015年1月配信)
完全にライブ用に作った曲です。
タテノリで単純にジャンプするだけでのれる曲が作りたかったです。
この曲に関しては特にモチーフも何もないですが、EDMっぽくならないようにだけ心がけました。
もともとアイドルはバンドサウンドよりエレクトロサウンドの方がライブでCD音源を使う以上、リアリティーがあって理にかなってると思っていますが、そもそも巷にあふれてるEDMサウンドは作れないし、作れたとしても他に勝てる自信がないからです。
ライブでも盛り上がる曲になってきました。
フクラハギが爆発するくらいジャンプしてほしい曲です。
6.実験的アイラブユー (2015年2月配信)
元々ベースとなるトラックは前からあってそれにカウベルを足して特徴だしてます。
『ハートブレイカー』みたいな曲をもう1曲と思って作りました。
この曲は全ての楽器が和音を鳴らしていません。
そうする事で音数が多くても各楽器の抜けが良くなっていると思います。
Bメロの『Do it...』のところが特徴的ですが、最初はPerfumeさんぽいからやめようかどうか迷っていましたが、結局そのまま使いました。
7.aLIVE (2015年3月配信)
AメロはTheProdigy『HOTRIDE』をモチーフにしています。
サビで音圧上がってディストーションぽくなるのは90年代グランジぽくしたかったからです。
なのでCメロで『ハローハロー』言っています。
本当はバンドでやりたい曲です。
8.moment (2015年4月配信)
この曲は本当に偶然できたような曲で、サビの『この時が、この時が。。。』という部分が歌詞と同時にメロディーができたので、何か切なくていいなぁと思い2日間で作りました。
題名の『moment』も歌詞を書く前からできていたのですが。結局メロディーにのせづらくて、歌詞の中には出てきません。
歌詞に具体的な意味はありませんが、デモの仮歌入れの時、何故か最後のサビで何度も泣いてしまってなかなか録れなかった曲です。
僕にとってはとてもエモーショナルな曲です。
サビのコード進行はJpop王道のカノン進行です。
以上。簡単ではありますが、解説です。
フリーダウンロードはこれからも続けるつもりです。
そこにはタイムリーなせのしすたぁが表現されています。
楽曲を気に入っていただけたら、次はライブ会場に会いに来てください。
実際のメンバーの生き様と重ね合わせてみてください。
僕らは初めての方でも大歓迎です。