平成最後の晩餐を肉まんで終わらせてしまったという

罪悪感

からというわけでもないが

今日、令和元年一発目の夕餉

やはりにこだわるべきではないか

という思いに駆られたのも事実だ

 

加えてスーパーで見切り品の豚フィレ肉400g

通常価格$10($25/kg)のところ

賞味推奨期限が今日までという事で$5

半額である

という事はつまるところ、キロ当たり$12.5

 

まず真っ先に思い浮かんだ文字が

 

「フィレかつ」

しかし同時にもう一人の私が囁く

「フィレかつは和食の分類に入れてよいものかどうか?果たしてそれが令和元年最初の夕餉を飾るにふさわしいものといえるのか」

 

葛藤!

 

そこで思い浮かんだ次の言葉が

 

「和風とんかつ」

 

そうだ!その手があった

 

個人の味覚というものは時代の移り変わりとともに変化するものである

かくゆう私も幼少期から青年期前半は

明らかにとんかつソースで食すことが大義と考えて疑わなかった

しかし、大学2年の時に高級とんかつ割烹のようなところに連れていかれ

はじめて、とんかつをポン酢及び大根おろしで食すという文化に触れた

更には「レモンと塩」で食すシンプルなスタイルにも遭遇し

とんかつ文化のその多様性に驚かられたことを覚えている

 

20代前半までは

1位 とんかつソースもしくはウスターソース+辛子 時々 マヨネーズ

2位 おろしポン酢

3位 レモン塩

 

の順位であったが

現在では1位と2位が入れ替わり

1位 おろしポン酢

2位 とんかつソースもしくはウスターソース+辛子 時々 マヨネーズ

3位 レモン塩

 

となっている

 

はたして還暦を迎えるころには

レモン塩が一位に躍り出ることになるのであろうか?

 

ここで古くからの友人であり同年代の立花氏より

「おみゃーさん、みそカツ忘れたらいかんだぎゃーも」

とエアメールが届いた

 

そこで少し調べてみたところ

どうも食べ方の上位ランキングが次の様になっているようだ

http://buzz-plus.com/article/2015/02/15/tonkatsu-sauce/

 

さて、となるとコロッケはどうかという疑問が湧き上がってくるのは至極当然の事である

私は?といえば断然ソース派だ!

と断言したところでふと気づいた

いや! 冷めたコロッケは断然醤油派だった!

 

以上から結論付けることができるのは

己が信じて疑わない厳然たる事実と思っていることも

常に疑いの念をもって客観的に物事を見つめてゆく姿勢が

この新しい令和という時代においては求められるのだ!

ということだ

 

うまくまとまったところでもう一つ付け加えておくとするなら、

マカロニサラダにはウスターソースをかける派だ!

此れは揺るぎない信念である