カレールーがまだ一般的ではなかったあの頃

食堂や学食のカレーは

黄色かった!

 

あの懐かしい味を求めて今夜はカレー!

そう月曜の夜は大概カレー!

 

1、まずはサラダ油と小麦粉を同量炒めます

2、カレー粉と黄色を強調するために追いターメリックを加えて炒める

3、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを水、コンソメ、塩、こしょうで茹でる

4、炒めた豚肉を入れて煮る

5、2のルーを少しずつ加えてとろみをつける

6、追いカレー粉、塩、こしょうで味を調える

完成!

懐かしいこの黄色いカレーは

多分本当はそんなにおいしくはなかったはず

昔はいつも腹すかせてたし、肉なんて月に2,3回ぐらいしか食えなかったので

うまいうまいと食べてたけど

今同じもの食ったら

「こんなんだったっけ?」

とがっかりする

 

多分初期のものはコンソメなど使わず水と味の素、塩コショウのみなんてのは当たり前

昭和の先輩曰く、ジャガイモ、ニンジンなんて贅沢なものは入ってなかったそうだ

玉ねぎなんて飴色に炒めてなんて発想などもちろんなく

最後の方に入れてシャキシャキ感が残ってた

色付けはカレー粉だけだったのでとにかく辛かった

 

今回ひとつ残念だったことはチリパウダー、パプリカを調子こいて入れたことで

目指すべき黄色いカレーがちょっと茶色くなったこと

 

目指していたのは黄レンジャーがいつも食べてた黄色いカレー!

しかしネットで検索してみたら

黄レンジャーが食べてたカレーはおいらが思ってたカレーほど黄色くはないことが分かった

記憶というものはやはり美化されてしまうのだろう

 

福神漬けが無いので奈良のお友達に頂いた高級奈良漬けを添えて

そして昭和のカレーってのは大体がちょっと味薄いので

ウスターソースかけるのが常識だったが

おいらはなぜか醬油派!

目玉焼きなんてのってなかったぞ!