前回の日食のとき(2009年7月)にHPに記載しましたが、
そもそも金環日食が見えると言う事がどれだけ偶然が重なった結果なのかを
解かっている人は、どれぐらい居るんでしょう?
ここで言う日食・金環日食とは、惑星からみて恒星面を衛星等が横切ったり、
恒星を衛星等が数時間以上覆い隠す状態ではなく、惑星から見て、恒星と衛星等
の見た目の大きさ(視直径)がほぼ同じことによって「食べているように見える」
状態を言います。
条件は以下の通り
・この宇宙において、恒星の周りを惑星が回っていること
別の宇宙の物理法則が分からないので、我々が存在している「この宇宙」としました。
惑星の無い恒星系や連星系では見ることができません。
・惑星の周りに1つ以上の衛星が回っていること
当然衛星がなければ、太陽を隠すことができないので、見えません。
(惑星が連星の場合はどうなるのかな?)
・惑星から見た恒星と衛星の視直径が同じであること
この条件がかなり厳しい!!
「現在」の地球と月の位置関係がちょうど良いので見る事ができます。
たぶん現在の前後数百万年から数千万年ぐらいしか見る事ができないと思います。
恐竜達が地球を謳歌していた時代は、月が地球にもっと近かったため、日食はあっても
金環食は見えなかったと思います。
さらにそれを知的生命体(惑星上から星を見ることができる生物)が見るなんて!!
ちなみに、月食の時に月から太陽の方向を見ると、地球が太陽を隠してますが、
地球が大きいため金環食にはなりません。
また、惑星が恒星を隠す金環日食も、どこかの恒星系の惑星上から見える可能性も
あります。
木星系の様な衛星が複数ある系においては、他の衛星が恒星を隠す金環食なんてのも
不可思議分の1ぐらいでどこかで見えるのかもしれません。
それでは2012年5月21日の首都圏でも見る事が出来る(天気しだいですが)、
自然が生んだ奇跡を楽しみましょう。