利益獲得と信用損失の両天秤 | 10年も戦闘してきた結果、1つの事件で180度人生が変化した真実

10年も戦闘してきた結果、1つの事件で180度人生が変化した真実

目に見えぬ痛み、悩み、不安を乗り越えて今語るのは、
過去本当にあった嘘のような現実。
10年に1度のことで、180度人生が変化している事実のお話です。


んにちは。


senoo@猫です。


今回は
「他人に勝利したことで受ける損益」
についてお話しします。


勝ったのに損益?

そんなものあるわけないだろ。


あなたがそう思っているのならそれは間違いです。

「得られる利益があるのならその対価としての損益は発生します」


今あなたは「勝利という利益」を得ました。
その後すぐに「負けたい」と思いますか?


まず思いませんよね。

なぜなら自分が一番上に立ったのですから。
その位置から今すぐ下に落ちることを望みますか?


「負けるわけにはいかない」
この思いが損益にもなるのです。


負ければ自分も傷を受けます。

「勝つための傷なら受けてもいい、でも負けるための傷は受けたくない」

そのため損小利大を選択し負けることは回避したいのです。
損益は小さく、利益は大きくしたいですよね。


だからあなたは他人を傷つけてしまう。
それは自分が大怪我をしたくないから。


そう考えたことはありませんか。


・・・


例えば少し前の話ですが、
スーパーコンピューターの順位について蓮舫議員が言及したことがありますよね。

「1位じゃなきゃダメなんですか?2位でもいいんじゃないですか?」

「1位じゃなきゃいけない理由はなんですか?」


・・・


この記事を読んでくれているあなた。

誰かを攻撃しているというあなた。


一度止まってよく考えてもらいたいことなのです。

「自分は今誰かを傷つけている?」
「誰かを傷つけて自分は勝利という利益を得ようとしている?」と。


今誰かを傷つけているというのなら
まずはその相手と直接話してみましょう。

聞いてもらえるかはあなた次第ですが
伝えなければいけないことはあるはずです。


また自分が勝利したことで誰かを負かしたのでも同様です。
勝負のあとになにか伝えることはできるのではないでしょうか?


今回は「攻撃する側の損益」についてお話しました。




~あとがき~


わたしが工場にいた時の話の続きです。


今回は「実績のある作業方法を教育する」というお話です。

わたしが実績を出してるノウハウ(作業方法)を他の人に教える。


上司からもわたしに
「その人にも同じ作業方法を教えてやってくれ」
と頼まれたことがあるくらいです。


なのでわたしがその人にも同じ作業方法を教えました。
しかしいくら経っても速く作ることが出来ませんでした。

何回も教えたのですよ?
なのにその人は、「自分はバカだから」と言うだけです。


わたしが実績出してるノウハウを教えているのに
「自分はバカだからできない」って・・・

まるっきり教え損じゃないですか。


その人だけですよ?、実績出せてなかったのは・・・。


わたしでも8時間くらいでその日の生産ノルマ分は達成できてたのに対し、
もう一台を使っていたその人は、

「実績のある作業方法を教えたのに作業速度が変わらない」

「その日の生産ノルマ分達成まで10時間もかかる作業速度のまま」でした。


その日のうちに出荷分の個数は作らなければいけません。
それがノルマですからね。

なのでその人の生産不足分までわたしがフォローしていました。


本来ならわたしは
「8時間で生産ノルマ分を終了」
していて帰れるはずなのですよ・・・。

しかし残業してまで
その人の分のフォローをしなければいけないわけです。


今思うと「時間の損」しかしてないですね。


誰でも速く作れる作業方法として教えたのに、
その人は「自分はバカだからできない」と言うだけです。

その結果その人が生産できない分を
わたしが作ることにもなっていたわけです。


わたしが別の機械に移ることになった時、
後任として担当になった他の人にも同じ作業方法を教えました。

時間当たり最大90個くらいまでその製品を作れる作業方法です。


実際担当した後任者から実績を聞きました。
「調子良く行けば時間90個くらいは作れる」と。

つまりちゃんと「作業時間短縮という実績」が出せる方法でした。


残業時間で「お金は稼ぐ」ことはできます。


でも実績が出せなかったその人への教育時間や
フォローでの残業時間など、
「時間消費的には損」ですよね。



PS、
あなたもこういった経験はないでしょうか。


・教育してもちゃんと実践できてるかを確認する。
・教えたのに実践できない理由は。
・教育してもなぜ実績が出ないかの確認をする。
・教えたのに実績が出せない理由は。


こういった確認作業は面倒でも
教育者はきちんとやってあげないといけない
ということなのです。


~~~


それでは