さて、年末にかかったインフルエンザの影響で、昨年の「年末8大ビッグレース」の事を何一つ書く事が出来ませんでした。 例年通り、フルで行くか、簡略化するか、書かないでおくか、迷いましたが、年末年始休みも今日までだし、明日、出勤してからも 3連休である事も鑑みて・・・、真ん中の形でサクサクッと書いて行こうかと思います。

「農林水産省賞典第146回中山大障害競走」〔4100m・芝(障害飛越数=11個)・中山・競馬J-GⅠ・12頭・12月23日〕


 


 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今回は番のマイネルグロン[牡5](63.0kg 石神深一騎手騎乗)が、 4分37秒 9のタイムで優勝し、悲願のJ-GⅠ競走制覇を成し遂げました。
 


連覇を狙う番のニシノデイジーが積極的なレースで先頭争いをする中、グロンは大竹柵障害を飛越した時点で 3番手に上がり、 2周目の向う正面から先頭に立ったニシノを追いかけ始め、竹柵障害を越えた辺りでニシノを交わし、後は独走状態。 4連勝で一気に頂点に輝きました。 ニシノが横綱の意地を見せて 2着に入り、良馬場ならば、キチっとした結果を残せる事を証明したかと思います。 3着は番のエコロデュエルが追い上げて表彰台圏内に入りました。 それにしても、障害界のレジェンド~石神騎手はオジュウチョウサンで天下を取って以降、大レースでは結果を残す実力騎手になった感が。 今回も勢いのあるグロンを頂点に持って行ったのですから流石としか言いようがない。
 


これでグロンは横綱に昇格とは・・・、まだ、言えないけど、間違いなく東の大関格にはなったと思います。 今年春の「中山グランドジャンプ競走」も制すれば、横綱のポジションにつく可能性は大きいかなと。

尚、今回の全結果はアドレスで御覧いただく事にします。

 

・第146回中山大障害競走全結果

「ファン投票競走第68回有馬記念競走」〔2500m・芝(内回り)・中山・競馬GⅠ・16頭・12月24日〕

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今回は、番のドゥデュース[牡4](58.0kg 武 豊騎手騎乗)が、 2分30秒 9のタイムで優勝しました。
 


④番のタイトルホルダーが正確なピッチで逃げ、好スタート切った番のスターズオンアースが番手につけるという展開。 ドゥデュースは番のジャスティンパレスと共に後方から進めて行く展開。 勝負所の 2周目 3コーナーでは差を広げて逃げるタイトルに早くもドゥデュースがロングスパートで捲って行き、直線ではスターズと一緒にゴーサインを出す、 残り200mでは表彰台圏内は、この 3頭で決まった感で、粘るタイトルに対し、ドゥデュースはスターズのスリップストリームを使って上がって伸びるが、スターズもドゥデュースのオーバーテークを使い、結局、 2頭ともタイトルを交わし、後は互いに秘術を尽くして競い合う形となったが、ドゥデュースがスターズを半馬身、降して、久々のGⅠ競走を制した形です。 ドゥデュースは秋は「天皇賞(秋)競走」から復帰しましたが、レース直前の乗り替わりもあって、 7着敗退。 前走の「JAPAN CUP TURF競走」では復調しての 4着入賞。 そして、今回の優勝と、以前、詩人の寺山修司さんが自身のコラムの中で「過去 2戦が、 7着と 4着の馬は狙い目。」と書かれてたけど、正に、その通りになったし、レジェンド~武 豊騎手が久々にホールショットを決めた感がします。 一方、ファン投票最上位だった、ジャスティンは外から追い込んで来たものの 4着入賞が精一杯。 レース後に鞍上の「タケ坊」こと横山武史騎手は「スタートを失敗した影響。」と言ってたので、それだけが悔やまれる感じのようでした。

 

・第68回有馬記念競走全結果

後は霞 券五郎先生の動画を。

 


③ 「第38回賞金王決定戦(ボートレースグランプリ)競走」〔1800m(プール 3周)・住之江・競艇SG・12月19~24日(優勝戦は、24日)〕
 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、優勝したのは、号艇の石野貴之選手[A1]で、昨年、シリーズ戦最下位のリベンジを晴らすと共に、 4年ぶり、 2度目の「グランプリ」制覇を成し遂げました。
 

 


スタート時に、唯一、トライアル 1st-Stageから勝ち上がった、②号艇の平本雅之選手がスタートに出遅れて大外に回り込むというギャンブルを敢行しましたが、それを嫌って、号艇の茅原悠紀選手が大外に回り、唯一のダッシュでのスタートに。 進入タイミングは、インからの隊形で、 1周目 1マークに侵入したが、平本選手が上手く回り切れずに転覆失格。 これにより、順位は早くも確定。 石野選手がトップに立ち、 3年ぶりの「グランプリ」にカムバックした、号艇の峰 竜太選手が 2番手。 3番手に号艇の磯部 誠選手という形になりました。 序盤のアクシデントで早々と結果が確定したのは、ちょっと残念ですが、まあ、仕方ないでしょう。

 

・第38回賞金王決定戦競走全結果

 

尚、今回はランキング11位の山口 剛選手がトライアル 1st-Stageの 1レース目で 1周目 1マークを回り切れず、転覆失格となってしまい、マイナス 5ポイントを喫してしまったので、早々と脱落。 また、トライアル 2nd-Stageに進めれた、ランキング16位の中島孝平選手が病気のため、 2nd-Stage 2日目以降を欠場。 そのため、トライアル 1st-Stageで敗退してしまった、ランキング18位の菊地孝平選手が 2nd-Stage 3日目から急遽、出場する事になりました。(←結局、菊地選手はトライアル 2nd-Stageの 1レースだけでは優勝戦に出場出来ず、そのまま、最終日の順位決定戦競走にも出走しました。)

一方、「賞金王決定戦競走」と並行して、24日は「第38回賞金王シリーズ戦競走」~優勝戦も行われまして・・・。

 

 

 


こちらは、②号艇の深谷智博選手[A1]が優勝し、SG競走 3勝目を達成しました。
 


深谷選手は、賞金ランニング14位ながらも今回はトライアル 1st-Stageで残念ながら敗退してしまってのシリーズ戦回りとなりましたが、その無念を、ここで晴らした感がありましたか。

 

・第38回賞金王シリーズ戦全結果

「第40回ホープフルステークス競走」〔2000m・芝(内回り)・中山・競馬GⅠ・18- 2頭・12月28日〕

フォト

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今回は番のレガレイラ[牝2](55.0kg クリストフ・ルメール騎手騎乗)が、 2分00秒 2のタイムで優勝しました。
 


レガレイラは序盤から中盤までは後方から 3頭目の位置にいましたが、 3コーナーから一気に上がって行き、 4コーナーから直線に入ってからは前に位置して満を持して先頭に立って粘り込みを図る、番のシンエンペラーをキッチリと変わし、牝馬限定戦だった第 1回から第 7回を除けば、初の牝馬による制覇となりました。
優勝したレガレイラは、どうやら、「皐月賞競走」挑戦を視野に入れているので、結構、楽しみな感があります。 2着表彰台に入った、シンエンペラーも直行ながらも「皐月賞競走」挑戦を表明しているので、リベンジマッチが楽しみになって来ました。
その一方で、事前に番のサンライズアースが、レース当日に番のゴンバデカーブースが出走取消。 更に番のタリフラインが両方の前脚に故障を発症してしまい、無念の競走中止になったのは残念でしたが・・・。

 

・第40回ホープフルステークス競走全結果

残り 4つは後半戦で。