さて、ナンバー1976のブログにも書きましたが、18日に、札幌競馬場で、「サマー2000シリーズ」第 4戦であり、このシリーズ唯一のGⅡ競走かつ有力馬が多く出る事で、「スーパーGⅡ競走」と言われてもいる、「農林水産省賞典第55回札幌記念競走」〔2000m・芝・札幌・GⅡ・14頭〕が行われました。
 

 


予想印の予想などは、ナンバー1976のブログに書いたので省きますが、有力馬にとっては、この秋の大目標競走である、「凱旋門賞競走」へのステップレース的な要素もあり、もちろん、「サマー2000シリーズ」チャンプを目指している、お馬さんにとっては、このレースでリーチを賭けたい部分もなくはないと思うのですが・・・。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


と、いう事で、今年は、番のブラストワンピース[牡4](57.0kg 川田将雅騎手騎乗)が 2分00秒 1のタイムで優勝しました。
 


レースは、番のエイシンティンクルと番のクロコスミアがハナを争う形となり、結果的には、エイシンがペースを作り、クロコは 2番手で、連覇を狙う、番のサングレーザーが 3番手。 番のワグネリアンが 4番手を追走し、その後ろには、番のロードヴァンドールと番のステイフィーリッシュ。
中団に、番のペルシアンナイトが続き、一昨年の、このレースの覇者である、番のサクラアンプルール、そして、番のフィエールマンとブラストワンピースが機を伺う。
後方は、②番のクルーガーと、唯一の 3歳馬である、番のランフォザローゼス、番のゴーフォーザサミット、番のナイトオブナイツが続く。
前半の1000mを59秒 9と、やや、速いペースで進む中、勝負所の 3コーナーで、逃げるエイシンに、クロコ、ワグ、更に、外からペルシアンが進出し、ブラスト、フィエールも、ジワジワと伸びる。
直線に入って、まず、仕掛けたのはサングレーザー。
早めに出て押し切る作戦を取ったと思うが、外から、ワグネリアンもゴーサインを出すが、その内から、ブラストが一気にスパートを駆け、外からは、ペルシアン、更にフィーエルマンもゴーサインを出して、伸びては来るが、勝負は、サングレーザーとブラストワンピースに絞られた形となり、お互いが馬体を合わせ、更に秘術を尽くして競う中、ゴール手前で、ブラストがサングレーザーを交わして、昨年の「有馬記念競走」以来の重賞制覇を成し遂げた訳です。
ブラストは、昨年、同距離である、「新潟記念競走」を勝っているので、決して、2000mが苦手ではないと思っていましたが、今年の 2戦が芳しくない結果であったため、今回は、川田騎手に乗り替わり、かつ、小回りの札幌を意識して、敢えて、厳しい展開からの競馬を行う事で、己の闘争心を煽らせ、しかも、キッチリと勝利を飾れた事は、「凱旋門賞競走」という大目標を考えれば、大きかったと思います。
ただ、「凱旋門賞競走」は、59.5kgを背負わなければならず、前走の「目黒記念競走」では、それに近い、59kgを背負って、 6着敗退に終わってるので、その辺りがカギかもしれませんか。(←「凱旋門賞競走」も川田騎手騎乗で決まったとの事で、そうなったら、キセキは、誰が乗るのか?。 ネットでは、オイシン・マーフィー騎手が乗るのではという噂もあるみたいですが?。)

恒例の全着順。 (←左から、着順・枠番・馬番・馬名・性齢・負担重量・騎手名・タイム・着差・コーナー通過順位・推定上がり3Fタイム・馬体重・調教師名・単勝人気)

01 1白 ① ブラストワンピース 牡4 57.0 川田将雅 2:00.1 9-9-8-6 34.9 536(-2) 大竹正博 3
02 6緑 ⑩ サングレーザー 牡5 57.0 岩田康誠 2:00.1 クビ 3-3-4-2 35.6 486(±0) 浅見秀一 4
03 6緑 ⑨ フィエールマン 牡4 57.0 クリストフ・ルメール 2:00.3 1 9-9-10-9 34.9 480(±0) 手塚貴久 1
04 7橙 ⑫ ワグネリアン 牡4 57.0 福永祐一 2:00.3 クビ 4-4-3-2 35.9 472(+4) 友道康夫 2
05 7橙 ⑪ ペルシアンナイト 牡5 57.0 ミルコ・デムーロ 2:00.4 1/2 8-7-7-5 35.4 490(-4) 池江 泰寿 5
06 5黄 ⑦ エイシンティンクル 牝6 55.0 勝浦正樹 2:00.7 2 1-1-1-1 36.7 504(-2) 上村洋行 11
07 8桃 ⑭ クロコスミア 牝6 55.0 戸崎 圭太 2:00.8 クビ 2-2-2-2 36.5 444(+4) 西浦勝一 6
08 2黒 ② クルーガー 牡7 57.0 丸山元気 2:01.0 1 1/4 12-12-10-9 35.5 538(+6) 高野友和 9
09 3赤 ③ ステイフーリッシュ 牡4 57.0 中谷雄太 2:01.0 ハナ 6-5-4-6 36.4 456(+2) 矢作芳人 8
10 5黄 ⑧ ゴーフォザサミット 牡4 57.0 石橋 脩 2:01.0 クビ 12-12-12-13 35.3 488(-12) 藤沢和雄 10
11 4青 ⑤ ロードヴァンドール 牡6 57.0 横山武史 2:01.1 クビ 5-5-6-6 36.3 496(+2) 昆 貢 13
12 3赤 ④ ナイトオブナイツ 牡6 57.0 池添謙一 2:01.4 1 3/4 12-14-12-12 35.7 454(-2) 池添兼雄 14
13 8桃 ⑬ サクラアンプルール 牡8 57.0 横山典弘 2:02.7 8 6-7-8-11 37.5 480(-6) 金成貴史 12
14 4青 ⑥ ランフォザローゼス 牡3 54.0 藤岡佑介 2:03.0 1 3/4 9-11-12-14 37.3 494(+2) 藤沢和雄 7

タイム
ハロンタイム
12.6 - 11.0 - 12.5 - 12.0 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2

上り 4F 48.1 - 3F 36.1

コーナー通過順位
1コーナー 7,14,10,12,5(3,13)11(1,6,9)(2,4,8)
2コーナー 7-14,10,12(5,3)(11,13)(1,9)6(2,8)4
3コーナー 7,14,12(10,3)5,11(1,13)(2,9)(4,6,8)
4コーナー 7(10,14,12)11(5,1,3)(2,9)13,4,8,6

さて、ブラストワンピースが久々の勝利を飾った、「札幌記念競走」でしたが、まずは、連覇を狙った、番のサングレーザーでしたが、やはり、札幌のコースは合ってるのかもしれないという部分はあるかもだけど、完全に勝ちに行く競馬をして、最後は、ブラストに差されたものの、やはり、2000m戦でも通用する事を再認識した感じ。
一方、 3着に敗れ&初めて、連対からも外れた、番のフィエールマンでしたが、小回りコースを意識して、早めに進出したものの、何時もよりかは鋭さを欠いた感じのように見えましたが、 1回、使った事で、徐々に調子が上向きになる事を期待したいと思います、
更に、 4着に終わった、番のワグネリアンでしたが、直線に入っても、脚力が現状維持のように思えたんですが、後で、両脚の落鉄によって、伸び切れなかった事が判り、こればかりは、仕方のない事と言えるでしょう・・・。
後、 5着に入った、番のペルシアンナイトでしたが、やはり、2000mは、微妙に距離が長かったのやもしれませんが、掲示板内に入った事で、GⅠ馬としての意地は見せたと言っていいでしょう。

で、本当は、レースが終わってから、すぐに書きたかったけど、あまりにも疲労が激しく、しかも、なかなか、ブログを書く気力が起きず、今日まで、ズルズルと延びてしまいましたわ・・・。

更に、今日と明日と、札幌競馬場で、「第 5回ワールドオールスタージョッキーズ 2019競走」が行われます。

 


JRAの騎手 7名(JRA選抜チーム)と海外 4地区からの騎手 5名+地方競馬からの代表騎手 2名を加えた 7名(WAS選抜チーム)の14名で、個人戦と団体戦を行う訳ですが、今年は、JRA唯一の女性騎手である、藤田菜七子騎手と、大井のレジェンド&帝王である、的場文男騎手も参戦しているので、注目度が高いと思います。 (←出場騎手や施行レースは、ナンバー1969のブログに記載済。)

また、各参加騎手の騎乗馬も、21日に決まりました。

 

・2019ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の騎乗馬が決定!


更に、今日と明日と、鈴鹿サーキットで、「第48回鈴鹿10時間耐久レース」も行われます。(←今日が予選で、明日が決勝。)
 


今年も、スタート 1時間とゴール 1時間は、BSテレ東で放送されますが、その間は、Gyaoで見れるけど、契約してないから・・・、You Tubeで見れそうなら見ようかなと・・・。