楽しい記憶は「楽しかったなぁ〜」とか

「嬉しかったなぁ〜」とぼんやりと覚えているのに、嫌だった事、辛かった事、悲しかった事は

妙に何年経っても覚えているのはどうしてなんだろう?と思っていました。


例えば

亡き両親の事を考えると

親と過ごした何気ない日々の事は忘れており

叱られた事や、辛かった時両親と一緒に乗り越えてきた事等はしっかり覚えているんですよね。

何故だろう?と両親の事を考えた時に思ってました。




嫌な事を覚えているのは


悲劇を繰り返さない為!でした。


嫌な事、辛い事があった時には

同じ目に合わないように対策をするように

脳はその時の沢山の情報を集め始めるのだそうです。

だからしっかり脳に記憶されるんですね。

嫌な事でなくても、心配性の方や慎重な方は

記憶力がいいかもしれないですね。


あー良かった!

親に対してネガティブな事だけしっかり覚えてて申し訳ないなぁ〜と思ってましたから


逆に楽しい時は

経験に満足して、周囲の情報に注意が向かず

「楽しい」とだけ大まかな記憶が残るのだそうです。



でも辛い事や悲しい出来事が根強く記憶に残るってしんどいですよね。


嫌な記憶をすっかり無くす事は難しいそうですが

溜め込むのは良くないので

「人に話す」事でスッキリしていくよいです。

楽しい時間はあっという間

楽しい会話、楽しい会食、楽しい旅行、

あっという間に時間が過ぎます。


嫌な時は

周囲の情報を集めて記憶するから、時間がゆっくりに感じてしまうそうです。


そんな話を聞いている時に思い出した事があります。

私が幼い頃に祖母から教えて貰った話です。


怖い夢を見た時は

「見し夢を獏に食わせてやるからは

 覚めての後は何事も無し」

と3回唱える事!

誰でもいいから人に話す事!


幼い頃聞いた話なのに( ;  ; )今でも記憶にあるのは

怖い夢を見た時に祖母に解決方を教えてもらい、

2度と怖い夢を見たくない!という気持ちと

見ても解決方があると記憶したからなのでしょう。




仙台はやっと今日から暑さが和らぎ

過ごしやすい気温になりました。

今年の夏は猛暑で浴衣の出番が多く、夏大島を着てませんでした。


夏ももうすぐ終わりです。八月が早く感じるのは

夏のまつり、お盆等楽しい行事があるからでしょうか(お嫁さんはお盆は楽しくないと思いますが

(笑))


今日は夏大島と麻の帯でお稽古に行きました。