皆さまご心配をお掛けしまして
申し訳ありませんでした🙇♀️
お陰様で少しずつではありますが、元気になってまいりました。
基本的にアクティブに外でスポーツをする事が苦手な
私は、日本舞踊をやっていませんでしたら
どれだけ身体が弱かったのかなぁ〜と思います。
久しぶりに着物を着てお稽古場に行きました。
まだ風の冷たい日はあるものの、春の陽気を感じる日はコートを脱いで、道行や羽織を着たくなります。
これは道行ですが
実は!母の黒羽織でした。
母の時代は黒の羽織を着れば正装!という時代でした。
結婚式は別ですが、卒業式、入学式には黒羽織を着る習慣があったようです。
この羽織も相良刺繍が施されている絵羽模様の黒羽織でした。
流石に今の時代では黒羽織を着る機会はありません。
「銀座もとじ」さんに相談して道行に直して頂きました。着ないでしまうのは勿体ないですからね。
この絞りの帯も母の羽織だったんです。
江戸小紋に合わせてみました。
悉皆をして自分に合わせ、時代に合わせて着る事で
着物は高価なものと言われますが、親子3代で着る事ができます。
私は女の子の孫がおりますので、もう少ししたら
4代で着る事ができます。
今回63年間の自分の人生を振り返ってつくづく思いました。
人は思っている程強くないかも知れません。
私は弱いほうではないと思っていましたが
何度も何度も体調を崩すと、やはり気持ちを強く持つには目の前の目標が必要になります。(あまり大きな目標は負担になります)
着物が着れるようになると、出かけたくなります。
お稽古場に出かけると、踊りたくなります。
踊りを指導する為には、家でも少しトレーニングしようと思います。
身体を動かすと食欲もわき、夜は良く眠れます。
その繰り返しで筋力はついていって
知らず知らず元気になっていく訳です。
私にとって日本舞踊は生きる為の生きがいであり
生きる手段なのだなぁ〜。とつくづく感じます。
両親が日本舞踊に出会わせてくれた事に
感謝ですね。
そしてお稽古場で私を待ってて下さる生徒さんがいらっしゃるから頑張れます。
過剰なストレスの負荷をかけるのは良くないですが、
少し頑張る事は必要ですね。
そうでないと前に進めません。