節分が過ぎて今日は立春ですが

コロナのせいか、春の日差しを感じるのはもう少し先のように感じます。



東日本大震災の時、TVから金子みすゞさんの詩が

流れてきました。


 「遊ぼう」っていうと

 「遊ぼう」っていう。

 「馬鹿」っていうと

 「馬鹿」っていう。

 「もう遊ばない」っていうと

 「遊ばない」っていう。


 そうして、あとで

 さみしくなって、


 「ごめんね」っていうと

 「ごめんね」っていう。


 こだまでしょうか、

 いいえ、誰でも。


「金子みすゞ童話全集」より




やさしく話しかければ、

やさしく相手も答えてくれる。



東日本大震災は日本の問題でしたが、コロナは

世界で闘っています。

3年目となかると、身体も心もストレスを感じやすくなると思いますが

優しい気持ちでしか乗り越えられないのではないかなと思います。



 震災の頃は「心にすーっと入ってくる」と感じるだけでしたが、今この詩を読み返してみると

日々の自分と向き合う事ができます。


肉親でも他人でも自分と全く同じ考えの人はいません。言葉を伝えるって素晴らしい事だけど、難しいですね〜。


「言の葉」は川から流れてくる落ち葉のように流れてくれば、ふっと何気なく受け取る事ができますが、

台風のように葉が打ちつけられると

綺麗な落ち葉でも捨てたくなります。



基本的に相手の為にと思っていう言葉にしても

自分が言う事で自分の気持ちがスッとするだけなら

言わないように心がけているつもりです。


本当に相手の為に、その先の将来に繋がる事と思ったら、言の葉をはらっと落として後は知らない。

そちらの問題!と努力して思います。


こだまでしょうか?


言われたくない事は言わないほうがいいですね。