国際法違反のプーチンの動員令 | 大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

独断と偏見で言いたい放題言ってるブログです。主に政治、世相、時々科学や食材について書きます。


 

 


※やぶれかぶれ。

ウクライナ侵略中のプーチン。失った兵力を補充するべく国民の動員令を出したが、抗議デモの発生や対象となるロシア人の出国が相次ぐなどの混乱を引き起こす結果になった模様だ。このプーチンのウクライナ侵略はロシア人からすれば「ネオナチからウクライナを解放する正義の軍事作戦」じゃなかったのか?それどころか占領しているウクライナ地域でも動員令を出したと言う。ウクライナ人同士で殺し合いをさせるつもりなのか?言うまでもなく国際法を無視した暴挙だが、そこまでする程プーチンは追い詰められている、と言う裏返しでもあろう。


※プーチンは実に外道。

ロシアは占領したウクライナ地域での住民投票の結果ロシア領となった。従ってロシア政府がロシア人を動員するのだから問題ない、と言うロジックの様だが、そもそも領土拡張の手段として「征服」は国際法違反である。従ってその様な手段で占領した場所で「ロシア編入の是非を問う住民投票」をやっても当然無効である。従ってロシアのこの様な動きは全て国際法違反である。

本来プーチンは電撃戦で数日以内にウクライナの首都キーウを占領し、ゼレンスキー大統領を退陣させて親露の傀儡政権を樹立する目論見だった。が、祖国防衛の為に戦うウクライナ軍の士気は高く、また兵器や資金の援助もある為プーチンの思惑通りの展開にはならなかった。欧米からの制裁もあり、長期戦になればなる程プーチンは不利になっていく。だが、ウクライナへの支援を完全に遮断する事は出来ない。そこでウクライナ軍の士気を低下させる為に占領した地域で動員令を出し、ウクライナ人を最前線に立たせる事で言わば「人間の盾」としてウクライナ軍の攻撃の矛先を鈍らせようとする狙いがあるのだろう。プーチンの野郎、本当に人間か?

※プーチンの心の叫び。

同時に明確な国際法違反でもお構い無し、と言う無茶苦茶なスタンスの発現である。自分の目的の為には最早手段は選ばないのだろう。そういう意味では奴は核のボタンに手を掛ける危険性もある。しかもその狙いはウクライナとは限らない。第三次世界大戦、と言う悪夢の引き金をコイツが引く可能性すらあるのだ。そうなる前にコイツを権力の座から引きずり下ろさなければならない。ロシア人の良心がそれを可能にする唯一の方法と言っても良い。

※プーチンの本音。

ロシア人もプーチンの言う「特別軍事作戦」を支持したのは「所詮は他人事」と言う思いがあったからであろう。だが、動員令が出て自分がその対象となる、となれば当然他人事ではなくなり、また当初無関係だった筈の人間が後から動員される、と言うのは「プーチンの思惑通りに事が進んでない」と言う事を認めるに等しい。否応なしに今までの発表が嘘だったと報道統制下のロシア人でも痛感出来る。そういう下地があるからこそ抗議デモや国外脱出と言った形で反発が出ているのだろう。プーチンがしている事は最早「場当たり的」であり、作戦の正当性を幾ら主張しても信用などされまい。奴のこの対応は最悪の悪手であったと言えるだろう。

※プーチンを待つ結末。

現状プーチンは動員対象者の出国禁止とか、デモを弾圧するとか、召集拒否に罰則を設けるなど強権的な対応をしているが、そうやって強引に集め、即効の訓練だけで戦場に送った兵士の士気が高い筈はない。即刻戦場から逃亡するか、ウクライナ軍の餌食になるかのどちらかであろう。寧ろ速攻でウクライナ軍の捕虜になった方が身の安全に繋がると言える。この措置はロシア軍の強化どころか却って弱体化を加速する結果になるかも知れない。

プーチンのこの措置の結果ロシア軍が瓦解すれば恐らく国民の不満も爆発し、「第二のロシア革命」が起きるかも知れない。だとしたらプーチンは自分で自身の破滅の引き金を引いた事になる。冷静に考えれば判る事だが追い詰められているが故にそれが見えなくなっているのだろう。滑稽で哀れだが、同情する必要など皆無だ。寧ろ一刻も早くそうなって貰わなければならない。奴一人を捕らえる事でこの無意味な戦争を終わらせる事が出来るのだからロシア人が武器を取って戦うべきはウクライナではなく自国の大統領である。ロシア人がそれを一刻も早く実行してくれないものか。