【雑談】日本の研究チームが明らかにした地球外生命体の可能性 | 大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

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※遺伝子の正体であるDNA。

日本の研究チームが大発見だ。DNAやRNAを構成する塩基全てを「単一隕石から発見」したと言うのだ。つまり我々を含む生命の「設計図」とも言えるDNAを構成する塩基は「宇宙由来」である可能性が示唆されると言う意味でもある。生命の謎に迫るヒントを得られるかも知れない。


DNAを構成する塩基はアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4つの塩基で構成され、RNAはTの代わりにウラシル(U)が使われている。あらゆる生物の遺伝子はこれらの塩基の配列で決まると言っても良い。

論点はそれらの塩基が地球で生成されたのか?それとも宇宙にはありふれた存在なのか?と言う点である。1969年にオーストラリアに落下した「マーチソン隕石」、この隕石からはアミノ酸や幾つかの塩基を含んでいる事が判っているが、今回日本の研究チームの調査で先述したDNA、RNAを構成する塩基全てが確認された。しかもその他の塩基も確認されたと言う。しかも一部は太陽系誕生以前に生成されていた可能性があると言うから驚きだ。

今回の調査では隕石からDNA及びRNAに使われている塩基が全て発見された。それどころか構成物質の内見つからなかったのは糖であるデオキシリボースのみだったと言う。

※生命の源は宇宙から来た?

この発見により、生命の源となる材料の大半は宇宙にある隕石に含まれていた事が判る。つまり「地球で生命が誕生した」のは地球が形成される過程で隕石によって材料がもたらされた結果、と考える事も出来る訳だ。地球の環境で独自に生み出されたのでなく、宇宙にありきたりな材料によって生命が誕生していたのなら、宇宙人が居ても不思議はないし、またその宇宙人の身体も我々のそれと似通ったものである可能性が出てくる。そういう意味では仮に宇宙人なり地球外生命が居るとしても我々の知っている生物学の範疇で理解出来るかも知れないが、先ずは宇宙人なり地球外生命体の存在を把握出来れば、の話であるが。

※生命体の存在が取り沙汰されているエウロパ。

太陽系の天体では木星の衛星エウロパに「生命体の存在の可能性」が取り沙汰されている。勿論内部を調べないと明確には判らないが、仮にエウロパに生命体が存在するとしても我々の構造と似通って、かつDNAやRNAが遺伝子になっている可能性は高いだろう。

※こう言う生命体は残念ながら存在しない可能性が高い?

従って残念ながら身体が液体金属で出来ている様な生物は存在出来ない可能性が高いと言えそうだ。だが宇宙にありきたりな材料が「生命の源」になったなら、地球外生命体はかなりの確率で存在すると言えるだろう。それが見付かる日が来るのか?研究者の探究は終わらない。