ゼレンスキー大統領が犯したミス | 大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

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※ゼレンスキー大統領が犯したミス。

プーチンによる侵略に毅然と立ち向かうウクライナのゼレンスキー大統領。その姿は多くの人の共感を呼んだと言えるだろう。自身が先頭に立ち、各国の議会で演説して支援を求めたりとこの未曾有の国家危機に見事なリーダーシップを発揮していると言っても過言ではない。

…と、言いたい所だが、彼も人間。残念ながらミスを犯してしまっているのもまた事実だ。この難局で必死に頑張っている人を貶める意図は毛頭ないのだが、小さなミスが重なって重大な結果に繋がる、なんて事もある。ウクライナやゼレンスキー大統領にはそうなって欲しくはない。だからこそ、敢えてゼレンスキー大統領の犯していたミスは指摘するよりないのだ。



※空席が目立った韓国での演説。

ゼレンスキー大統領が犯したミス。それは

・演説する国に韓国を選んだ事
・韓国での演説に歴史を盛り込んだ事

である。

韓国の国会議員は300人いる。だが、ゼレンスキー大統領の議会演説の会場に足を運んだのは50名程度で会場では写真の通り空席が目立った。勿論ゼレンスキー大統領も韓国の議員定数や参加度合い等は否応なしに判る筈だ。その場で思う所はあっただろう。彼も韓国を

「西側諸国の一員」

と見込んで議会を要請したのだろうが、この国の「事大主義」や支那ロシアへの文在寅の媚び方を見ればその反応は想定出来た筈だ。調べが足りなかったのだろうか?

因みに他の議員は「議員会館の自室で演説を聞いていた」などと韓国側は主張しているが、与野党問わず「その場にいる」事が「ウクライナへの連帯」を示す行動だ。そんな事も理解出来ないレベルだったのか韓国は?少なくとも日本や欧米ではそうだった。「コロナ対策で密を避けた」なんて言い訳にもならない。因みに議員会館から会場まで徒歩3分だと言うから怠慢にも程がある。

※でも韓国は無関心。

※韓国は大国に媚びる事を知らなかった様だ。

ゼレンスキー大統領のもう一つのミス。それは以下の発言。

「ロシアはウクライナの都市を焦土化させようとしている。マリウポリでは、市民たち少なくとも数万人が命を失っただろう。韓国国民の皆さん、韓国は1950年代に戦争を経験し、数多くの民間人たちが命を失った。しかし、国際社会の支援で克服した」

賢明な読者様諸兄であればゼレンスキー大統領のこの発言における「戦争」が朝鮮戦争を指している事は容易く理解出来るであろう。そしてその内容が正しい歴史認識に基づくものである事も。

※ピカソがその残酷さを残している。

だが、韓国でそれは通用しない。朝鮮戦争は

「朝鮮半島独立の為に日本と戦った戦争」

などと何処をどう歪曲したらそうなるのかさえ不明な妄想が韓国では未だに一部で信じられていたり、「北朝鮮による侵略」と認識していても

「国際社会の支援」

はオマケ程度で韓国軍が主体となって北朝鮮(や支那)を撃退した、と信じて疑わない韓国人は多数いると言う。実際には朝鮮戦争において韓国軍は徹頭徹尾「お荷物」でしかなく、休戦に最後まで反対していたのは他ならぬ李承晩だ。だが韓国では「朝鮮戦争での英雄」は戦果からして「これでもか」と言う数で捏造されている。ゼレンスキー大統領は他国の議会演説の際にその国の歴史に絡めた話を入れて共感を誘うのは定石だが、韓国に限っては流石に

「自国の歴史認識さえも嘘出鱈目捏造歪曲の塊」

とは思いもよらなかったのだろう。調べが足りなかったのか?それとも韓国の認識が常軌を逸しているのか?朝鮮戦争で起きた虐殺をピカソは「韓国での虐殺」と言う作品に残しているが、韓国では何故か「なかったこと」にされていた時期もあった様だ。それをゼレンスキー大統領が知っていれば韓国なんぞで演説する事などなかっただろうに。

※しかも時期も悪かった。

更に韓国は大統領選挙の結果、政権交代が確定し、既にそのカウントダウンの真っ最中だ。文在寅からすれば「無事に任期を終える」直前でこの事態。コイツ等としては

「触らぬ神に祟りなし」

でいたい、と言うのが本音なのだろう。だからこの期に及んでもウクライナ支援に消極的なのだろう。勿論そんなのは「韓国の事情」でしかなく激変する国際情勢の前では

「そんなの関係ねぇ!」

って話になるのだが、韓国にはその理解が、ウクライナにはそういう韓国に対する理解が欠けていたのではないかとさえ思える。

そういう意味ではゼレンスキー大統領の韓国議会での演説は「失敗」だったかも知れない。政治家がコレなら庶民は

「ロシア産タラバガニが値崩れして大喜び」

だと言うのだから何を言わんや、である。また、ウクライナがプーチンの侵略を凌ぎ切っても、この韓国の対応はウクライナとの間に大きなしこりを残すだろう。そうなってから後悔しても手遅れだが、韓国はそうならないて判らないのだろう。これも文在寅の残す「外交失態」「負の遺産」となるだろう。奴は最後の最後まで迷惑な存在でしかなかったと言える。