※衝撃、もとい笑撃の結果だった様だ。
国際労働機関(ILO)と言う組織があるのだが、その事務局長選挙が行われていた。韓国から前外相の康京和が立候補していたのだが、韓国にとっては衝撃、世界から見たら笑撃の結果だった様だ。何せ
「得票数2票」
だったのだから。
ILO事務局長選挙に韓国が候補者を擁立したのは
「所謂徴用工問題の為に事務局長の権限を濫用、悪用する」
狙いだったと言う。また候補者が康京和だったのは
「女性である事」
「(自称)先進国の韓国の外相を務めた大物」
と言った理由からか。
…尤も康京和自身は労働問題は未経験だった様なのだが。
そんな感じで韓国メディアは控え目に言っても期待大、大袈裟に言うなら「勝ったも同然」レベルの論調で選挙戦絡みの記事を書いていた様なのだが蓋を開けてみるとトーゴの元首相が投票権を持つ56カ国のうち30カ国の支持を集め過半数を制し、当選を決めた。2位はフランスの高官で23票、肝心の康京和は…僅か2票。何処か1カ国、棄権したか無効票だったかは判らないが、いずれにしても「言い訳の効かない惨敗」に変わりはない。
だが、韓国に言わせると敗因は
「ILO特有の、アフリカ・ヨーロッパなど地域ブロックおよび労働者・使用者グループ間の相互牽制にともなう票結集で落選したことを残念に思う」
言い訳がギャグだとしか思えない。更に
「(各国への)支持要請過程を通じて、わが国が『グローバル先導国家』として、国際労働協力に積極的に寄与していくという意思を国際社会に示せた」
「今後も資質と力量を備えたわが国民の国際機構トップへの進出のための努力を継続していく」
…それが「国際社会から全否定」された結果がコレだと思うのだが。
韓国は労災による事故、死亡事故いずれも世界でも多い方だと言う。だったらいきなりILOのトップではなく先ずは自国の足元をどうにかした方が良いのは言うまでもない。そういう認識がない事からして「世界の常識」からズレているのであって、世界はそれを知っているからこそこの結果だったのではないのか?韓国はどうやらその認識を得る事から始める必要がありそうだ。相変わらず進歩がない。