韓国が国技のテコンドーで金メダルゼロの衝撃 | 大放言・毒を吐くブログ アメーバ版

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※東京オリンピックでの韓国のテコンドーは女子67キロ超級の銀メダルが最高だった。

東京オリンピックで韓国に衝撃が走った。韓国の国技であり、御家芸のテコンドー。韓国で最もメダルラッシュが期待された競技の一つであった事はまず間違いないだろうが、東京オリンピックではなんと金メダルゼロ。銀メダル1、銅メダル2は獲得したものの、韓国としては不本意な結果である事は間違いなく、これには流石の韓国メディアも落胆と衝撃を隠せなかった模様だ。


テコンドーがオリンピックの正式種目となって以来、韓国がこの競技で金メダルを獲得出来なかったのは初めて、との事で、良く言えばそれだけこの競技の世界レベルが上がってきた、普及してきたと言う事でもあり、韓国メディアにもその様に前向き(?)に捉える向きもある。

テコンドーは男女4階級づつ8階級が存在するが、韓国は選手を6名しか出していなかった。そこが気になってちょっと調べてみた所、面白い事実が判明した。

テコンドーはオリンピック競技で唯一、

「国ごとに階級問わず出場選手の制限がある」

種目で具体的には男女2階級づつ、計4名しか選手をオリンピックに送れない。但し、前回のリオデジャネイロオリンピック以降、ランキングポイントで出場権を獲得した選手はこの限りではない、との事で、韓国にはそれに該当する選手が2名いたのだろう。それで8階級に6名出場、となった訳だ。何故その様な制限があるのかと言うと

「特定国(=韓国)がメダルを独占しない様にする為」

との事で、テコンドーが韓国の国技である事を考えると

「当初は韓国にしか有力選手がいなかった」

為、そういう措置を採ったのだろう。これを機に韓国からこの制限の撤廃を求める声が出てきそうだが、正式種目採用の経緯にも韓国の積極的なロビー活動の成果があった様にも思える。

また、東京オリンピックはテコンドーのルール改正が行われて初のオリンピックだった模様だ。具体的なルール改正は?と言うと

・胴体への蹴りが1→2ポイントに加算。
・反則は即減点(警告がなくなった)
・相手を押す行為(プッシング)範囲拡大
・下半身への攻撃は即減点

と言うものらしい。テコンドーのルールは2分1ラウンド×3でのポイント獲得を競い、終了時同点だった場合は延長戦を行い、一方にポイントが入った瞬間に試合終了となる。ポイント獲得の内訳としては

・胴体へのパンチ(!)→1ポイント
(注:意外だがテコンドーでもパンチは認められている。但し、ボクシングで言うジャブやストレートに限定され、ブローやアッパー、またワンツーの様な連打は無効らしい)

・胴体への蹴り→2ポイント
・顔面への蹴り→3ポイント
・顔面への後ろ蹴り、回し蹴り→4ポイント

となっており、相手をKOした場合、勿論その時点で勝負が付く。但し、蹴りについて膝蹴りはどの場所に対しても認められておらず、反則として逆に相手のポイントとなると言う。また、これまでのテコンドー服から機能性を強化した競技服が採用されたと言う。

このルール改正が韓国に逆風だったのではないか?と言う見方も一部ではあると言う。と言う前提で考えると何か「別の理由」があったからこそ今回の「テコンドーでの韓国の大不振」に繋がったのではないか?と言う説も存在するのである。

テコンドーは日本ではマイナー競技扱いで韓国メディアは

「無観客なのにテレビ中継もしない」

と不満タラタラだった 模様だ。


とは言え、次回パリオリンピックでも正式種目である為、世界的な認知度や競技人口が高まっている事は確かであり、この競技で「初めてオリンピックでメダルを獲得出来た」と言う国も結構あると言う。オリンピック全体へのモチベーションを高める為にもそういう意味ではテコンドーの必要性はあるかも知れないが、ルール改正や競技服などは普通に考えれば韓国に限らずどの国でも同じ条件なのだからそれを言い訳にしてはならないだろう。テコンドーの競技は全て終了したが、韓国ではこの件での総括や大不振の原因追求など、これから騒がしくなるだろう。恐らく「日本に責任転嫁する」論調が出てくる事になると予想されるが、どんな無茶なこじつけでその主張を展開してくるのか?競技は終わったが、別の意味でまだ注目すべき点があると言える。競技とは別の意味で楽しませてくれそうだ。