※間違いなくこの者は「信用ならない」。
「加計学園」に関する一連の騒動を巡り、前文部科学事務次官前川喜平が
「(総理の意向)文書は本物」
「あったものはなかった事に出来ない」
「行政がゆがめられた」
…等と記者会見で述べたのに対して、菅官房長官は同日の記者会見でこれを真っ向から否定、泥仕合の様相を呈して来ている。
…とは言え、その前川喜平だが、読売新聞に在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている「出会い系バー」に「頻繁に出入り」していたと報じられた。しかも朝日新聞の取材には事実を認めて
「官邸から注意を受けた」
と答えている。
その上会見ではその理由を
「実態を聞いてみたい」
等と答えていた。…そんな詭弁を誰が信用するのだろうか?しかも食事に際して
「お小遣いをあげていた」
と言うのは「事実上援助交際に手を染めていた」と、言う事に限り無く近い、と、言うか
「広義の援助交際」
そのものであると言っても過言ではないだろう。しかもその該当店は
の店舗だったと言うから、より質が悪いのは明白であろう。
また前川喜平が事務次官時代、文科省の「天下り斡旋問題」について本人の直接的な関与も含めて組織ぐるみでの関与、更に内閣府の再就職等監視委員会の調査に対して「隠蔽工作」を行っていた事も明らかになっている。
…前川喜平本人に言わせると
「その責任を取って潔く辞職」
したかの如く言っているが、菅官房長官に言わせると
「当初は、責任者として自ら辞める意向を全く示さず、地位に恋々としがみついていた。その後、天下り問題に対する世論の厳しい批判にさらされ、最終的に辞任した」
と、全くの正反対である。
「天下り斡旋問題」の責任だけでも懲戒解雇に値する程なのだが、何故か依願退職扱いで退職金はしっかり手にしている。日刊ゲンダイによるとその額8000万円。原資が血税である事を考えれば到底納得出来る話ではないのは論を待たない。
その上前川喜平は大臣官房審議官時代に
だった事も明らかになっている。この当時は民主党政権。他ならぬ前川喜平自身が「総理の意向を忖度」していたんじゃないのか?
それどころか
《朝鮮新報の記事は2010年8月だが、その前の2010年4月には前川喜平は総連関係の人間や、日教組支部員、JR総連(革マル)その他諸々の北朝鮮や過激派組織関連の人間と接触していた》
そもそも前川喜平が「本物」だと主張するこの「怪文書」、誰がマスコミに持ち込んだのか?と言う疑問があったが、その答えは和田政宗議員が暴露していた。マスコミに怪文書を持ち込んだのは前川喜平自身である、と言うのだ。
…ならば「文書が本物」と断言出来る訳だ。文書の作成に前川喜平本人も関わっていたのなら、「総理の意向なのかどうか『確認のしようもない』」訳だ。仮に文書がニセモノであればここまでやった前川喜平は
「これは『公益通報』に該当するので違法性は阻却される」
とは言わなかった。つまり
「本物と断定出来ない」
裏返しである。和田政宗議員によれば前川喜平はマスコミ各社に文書を持ち込んだが、記事にしたのは朝日新聞だけだった。理由は文書の真贋の「裏取り」が出来なかったので記事に「出来なかった」のだ。「裏取り」もせずに記事にした朝日新聞はそれだけでも「万死に値する」が、和田議員の言う通りなら、そういう事情を知っていながら朝日に追随する形でこの文書で政権批判している新聞社の方がよっぽど罪は重い。こういうのを「外道」と言う。
いずれにしても前川喜平の人間性や文書が出てくるまでの経緯を考えるととてもじゃないが「信用に値しない」のは自明の事であろう。前川喜平は「政権を逆恨みして」この様な行動に出た、と一部では言われているが、その見方が「正しい」と思えてしまうのである。前川喜平は信用ならない。