術後3ヶ月の乳腺外科外来。


放射線治療も終わった今、続けてるのはホルモン剤のタモキシフェン服用のみ。


他の方のブログを見ると、多少の副作用が出ている方もいらっしゃるみたいですが、今のところ私はこれといった副作用は無し。


血液検査の結果。
なぜか白血球数が基本値より少しだけ落ちてたけどY先生からは


「この程度は問題無し」


でも今日の検査項目に腫瘍マーカーが無い。
Y先生は何も言わなかったけど、たぶん依頼書に書き忘れ?かな口笛口笛口笛


あと、去年の11月から始めた抗がん剤(ナブパクリタキセル)で出た副作用の手足の痺れ止めの薬として処方されていたリリカとセレコックス、それと漢方薬の牛車腎気丸。


最初の投与から10ヶ月たち、やーっと薬を飲まなくても足の痺れは無くなって来た。
それを伝えたら


「じゃあ、もう今回は出さないでおくから」


ってことで、今回から痺れの薬は無くなった。
なんかやっぱりこうやって処方されていた薬が無くなると、抗がん剤なんてやってたのが遠い昔のような気がする。
ま、髪の毛はまだまだなんだけどねー笑い泣き笑い泣き笑い泣き


次回の診察は2ヶ月後の10月。
エコーとCT検査の予約を入れてもらって今日の診察は終わりー。


椅子から立ち上がりかけて思い出した。
前回の診察でケロッと忘れてたこと。


「あの~、、、    今さらなんですけど、5月に手術で摘出したがんの病巣の写真を見たいんですが~、、、」ニヤニヤニヤニヤニヤニヤ



手術後、まだ私が麻酔から覚めなくてひっくり返ってる時、主治医の豪快先生と副主治医のY先生に手術室の隣の部屋に呼び出された夫くん。


『たぶんねー、希望したら私の胸から取った腫瘍、見せてもらえるから、私の代わりに見といて。あと写真、撮っといてー!』


私の言葉に、夫はあくまで希望したら見せられると思っていたらしいが、部屋に入ったら、もう机の上に二つの肉片が置いてあったらしい。


2、3センチぐらいの白とピンクのミンチ肉みたいなのは左胸から取り出した『がん組織』。
ちょっと小さいのは脇の下の『リンパ節組織』。


(焼く前のハンバーグみたいやな。
吐くほど気持ち悪くないけど、気持ちのいいモノでもないな~)滝汗滝汗滝汗


そんなことを考えながら、二人の
先生の説明を聞いた夫が、私に見せるために写真を撮っていいか聞いたら断られたみたいで。


「患者本人には後で写真を見せる」


と、その時、豪快先生が言っていたらしいのですが、今まで見せられたことは無く、、、。


で、思い切ってY先生に聞いてみたのです。


外来が混んでて忙しいだろうに、Y先生は面倒臭がることもなく、パソコン画面に次々と写真を表示して


「これが手術直後のやつで、これがそれをホルマリン漬けにしたやつ。
こっちが上側、こっちが乳首側で、奥の筋肉もちょっと取ってるから、、、」


手術を執刀してくれたY先生。
全部の写真を見せてくれて、ちゃんとしっかり説明してくれました。


左胸から取ったがん腫瘍。
夫は『白とピンクのミンチ肉みたい』と言っていたが、すでにホルマリン漬けされたヤツはちょっと干からびて、色もうす茶色にくすんでました。


「これを縦に薄くスライスしたのがこっちの写真で、この組織片の切り端とか中を調べたら、がんは消えてたから」


写真を表示しながら今一度説明された完全奏功。
目で見た分、本気で分かりやすくて、ちょっと内心でガッツポーズ!


隣で一緒に画面を見ていた看護師さん(この方は手術前に入院、手術についていろいろ説明して下さった岩下志麻似のベテランさん)もニコニコして


「良く頑張ったもんねー!」


と言って下さいました。


死んだがん腫瘍の写真を見たことでホントのホントに実感しました。


がんとは永遠にオサラバだー!


自信を持って毎日の生活を続けようと思います爆笑爆笑爆笑