毎日毎日、殺人的な暑さの続く中、本日、無事に放射線治療25回目を受けることが出来ました!
治療を受け始めたのは6月20日からだったのですが、その頃はまだ入院、手術の後のダルさみたいなのが残っていて、正直、毎日通院出来るのか不安で不安で、、、。
それでも何とか最後まで頑張れたのはいつもこちらの体調を気遣ってくれる放射線室の看護師さん、そして放射線照射の時、おっぱいおっぴろげになるこちらに凄く気を遣ってくれてた男性放射線技師さんたちのおかげです。
今日は放射線最後ということもあり、始まる前に
「今日は最後ですね。暑い中、毎日よく頑張られました」
50代半ばぐらいの、ほとんど毎回、担当して下さっていた男性技師の方に言われました。
この技師さんはいつも照射するギリギリまで胸の上のタオルを取らない人でした。
こちらは乳がんの治療であり、胸を出すのは当然とは思ってはいても、やはり男性の前で、、、が気にならないかと言われたら
そんなこちらの気持ちが分かっているみたいに、いつも本当に話し方や接し方が柔らかいソフトな技師さんでその方がいるといつも安心して放射線照射を受けることが出来ました。
その技師の方に帰り、ちゃんとお礼を言おうと思いながら最後の照射を受けるべく台に寝転んだのですが、今日は一人、初めて顔を見る若い女性の技師がいました。
いつものように台に寝てから両腕を上に上げるのですが、ぱっと私の腕を持つとやや乱暴に持ち上げて
「はい、そのまま動かないで」
えらい、ザツやなぁ、と思いながら最初の鎖骨下部分への照射。
続いて左乳房から脇にかけての照射に向けての位置合わせをするのですが、早々にその女性技師にぱっと胸のタオルを取られてしまいました。
おい~
まだ台をカチカチ動かして位置合わせしてるのにおっぱい丸出し。
最後の最後でこの仕打ちか~
でしたが、とにかくこれで最後!
30秒弱ぐらいの照射を角度を変えて2回受け、放射線治療が全て終了しました。
「長い間、ありがとうございました」
技師さんや看護師さんたちにお礼を言って放射線治療室を出る時、今日から治療を受ける女性の方が数名待ち合いにいて、思わず、頑張ってー!と心の中で思いました。
放射線治療25回を受けた部分の肌はかなり赤みを帯び、痛痒さがあります。
アズノール軟膏を処方されてましたが、最後の3回照射で症状がひどくなったので新しくリンデロンVGクリームが処方。
アズノール2リンデロン1の割合で混ぜて使用とのこと。
また体に書かれた線やシールは無理に取らないで自然に取れるのを待ってねー、と言われてましたが、お風呂に入ってさっさと擦って取りました
長いと思われた放射線治療も終わってしまえば本当にやれやれという感じです。
そういえば放射線治療中にとてもいいことがありました。
それは入院していた時、私の隣のベッドだったMさんに再会出来たこと。
入院中は話すことはなかったのですが、待ち合いで再会した時、ひょんなことからお互いにネコ好きだということが分かり、ゆっくりお話する機会を持てました。
同じ乳がん経験者であり、またにゃんこ好き
何よりMさんも抗がん剤が効いて、
『完全奏功』だったそうで、
完全奏功になった人は再発の可能性は低いんですよねー!!
と、喜び合いました。
ラインも交換し合い、これからも会いましょう、となりました。
乳がんが発覚してから、抗がん剤、手術、そして放射線治療ととにかく目の前のことをひとつずつ、と今までやって来ました。
まだこれから10年はホルモン剤を飲む治療は続きますが、初発の乳がん治療における一区切りはついたような気がしてます。