こんにちは、健養堂大久保です。

梅雨真っ只中です雨
湿度は高いですが、最近は蒸し暑い日と風が強く肌寒い日があり調整が難しいですね(^_^;)

湿度や気温の寒暖差もストレスとなり、これに胃を冷やし過ぎると風邪や胃腸障害、頭痛、頭重感の原因になります。

最近は、頭痛や頭重感の症状を訴える方が多く見られるのですが、これらの症状の原因には、まず のぼせ があります。
(ここでは、脳腫瘍、くも膜下出血、高血圧や感染症などは除外します)

東洋医学では、これらの病症を次のように考えます。
人体には、陰陽の気が全身を循環しており、陽気は降(下)って陰気は昇る事によって平均が保たれます。

ただ、字のごとく、もともと陽気は昇りやすく陰気は降る性質があるため、例えば、イライラ、考えすぎたり、胃腸を冷やしたり、運動不足、寝不足などが続くと陰陽のバランスが崩れ、陽気は昇ったままで下降しなくなります。

そうなると、陰気は降(下)ったままで、昇らなくなります。

本来の循環とは逆となり、この状態が、足は冷えて、のぼせとなって不調を訴えることになり、頭が重いとか、痛いなどいう症状となって現れます。