レストランのサービスが苦手だと思っていたのには理由があって。。。

 

それは、私は”ぼさっーとして、気がつかない”タイプだかからなのです。

 

母親によく、「あんたはぼさっとして、のろい」と、子供の頃から言われていたからなのか、または、もともとの性格なのかはわからないけれど、動物占いでも「コアラ」な私は、ゆっくりが落ち着き、ぼーっとしているのが”好き”です。

 

時間に追われたり、慌てると、忘れ物をしたり、失敗したりすることが多かったので、仕事で家を出る2時間前に起きて、ゆっくり、食べて、準備して、家を出ていました。(笑)

 

思春期から20代は、HSPで悩んでいたのですが、

いつの間にか、それを防御することを覚えて、つまり、自分の周りで起こっていることをシャットアウトするらしく、周りを見ていない、会話の途中、”意識がどこか別の場所に行っている”

(話はちゃんと聞いているし、会話は普通に成立している)

らしいのです。

 

レストランのサービスの仕事は、マルチタスクな側面があり、

「よく気がつく」という要素を求められると思っていました。

実際に働き始めて、その通りだったのですが、人気レストランであるため、とても忙しく、スピードを求められ、さらに「正確」でなければならず、その上、各テーブルの進行状況を把握しておく必要もあるのですが、周りの状況を見ない癖のある私には大変でした。

私の苦手なことのオンパレード。。。わかってはいたけれど、あえて、その苦手な海の波にもまれる選択をした私は、「一体、私はここで、何をしたいんだろう?」と自問する毎日でした。

 

あの瞑想ウォークで得た”悟り”😆からは、ほど遠い、みじめな、疲れている自分としばらく過ごしました。

 

幸い、同僚たちが楽しい方達で、お客様たちも日本が好きな、

穏やかな方が多かったし、ここはスイス!「人間だから、失敗して当たり前」な価値観があるので、ミスや失敗があっても、お客様たちはとても寛容で、「大丈夫、大丈夫!」と言ってくれる。。。

 

苦手を返上する体験を、こんな恵まれた環境で(しかも、職場まで歩いて10分)やれたのは、贈り物だったのかもしれない。

。。。いや、きっと、53歳の、スピぼけの主婦には、これくらいのハンディが必要だろうという配慮だったのかもしれない。。。

 

事実、徒歩で出勤し、仕事で歩きまわり、地に足がつき、

お給料とチップをもらう喜びを味わうという、下位チャクラ の強化ができました。

 

ちゃんとグラウンディングして、宇宙ともつながり、両方にバランスよく繋がってる今日この頃です。