幼稚園
確かに勉強のべの字もない、ひたすら遊ぶ、作る、動く、なことばかりでした。
日本は幼稚園で読み書きを始めるところもあるのかな?
しつけをする、な教育目標はないと思われます。
地区の幼稚園、小学校、中学校は3、4カ所あるので、
どこに振り分けられるのかに、ドキドキすることになります。
私たちの場合、一番近くで、大きな道路を渡らずに行ける、地域でもとても評判の良い先生がいる幼稚園で、娘は楽しく通っていました。
日本とは違って、幼稚園と言っても、20人程度で、一人の先生で切り盛りしています。遠足などは、保護者に付き添いの要請がきます。
幼稚園では地元のドイツ語で会話することになっています。
チューリッヒのドイツ語です。
娘はDaZという標準ドイツ語の補習コースを受けていました。このコースを受ける子は、マルチリンガルであるがゆえにドイツ語がネイティブより遅れている場合だと思います。
チューリッヒ市の公立学校は午前中は8:20から11:50まで。昼休みは給食がないので家に帰ってきます。が、ホルトというシステムがあり、昼食を食べさせて、午後の授業まで預かる場所があります。ほとんどの場合、共働きの家庭が利用しています。学校の敷地内にある場合、学校外の違う場所にある場合といろいろです。
午後の授業は13:45からはじまり、カリキュラムによって、
15:20, 16:15, 17:05までになります。
幼稚園の2年間は午前中だけです。
兄弟姉妹がいても、違う学校、違うホルトになることもあります。
地区の教育事務所に、通わせたい希望校、その理由などを手紙に書いて出すとよい、と、巷で言われていますが、説明会などでは、そんな手紙は受け付けませんといいつつ、やっぱり書いていると良い場合もあるようで、結構みなさん、書いているようでした。
授業参観の日も、市で決められていて、その日にすべての公立学校が参観日になります。午前中の好きな時間に見に行けます。なので、兄弟姉妹がいても、融通がきき、働いている親にとっても都合が良いようです。