まあかなり前。12年くらい前にBSで「冬の旅」(現在は「さすらう女」に
改題)をやってて、ビデオに録画しておいた。
それで、何年か観ないでそのままにしておいて、
ある日観た。
というのも、ロッキング・オンの一般人の「買います・譲ります」
みたいなコーナーで切実にこの映画をダビングさせて欲しいと
お願いしていた人がいた。のを、急にその時思い出して
「あ、そのビデオ持ってるかも。」と思って、
観ようと思って。
多分ロッキング・オンだと思ったけど、記憶があやふや。
普通にTsutayaにもあったので、何であんなにあの人は
切実に探していたのか、分からないが。
で、映画の内容は、一人の少女がヒッチハイクして、
冬のフランスを旅する物語。
世話になる人は沢山出てくるんだけど、
彼女はちっとも遠慮がなく、感謝してる風もあまりなく、
疎んじがられたりしながら、ひたすら奔放に旅を続ける。
物語は彼女の死から始まり、旅で関わった人々の回想録的な
構成。
アニエス・ヴァルダが描く自由と孤独。1985年の作品なので
かなり古い。
その後、パトリス・ルコント監督の「仕立て屋の恋」を
観て、観終わった後、しばらくサンドリーヌがヒロイン役を
していた事に気付かなかった。
顔は同じなんだけど、「冬の旅」での彼女があまりにも
荒みきった容姿(役作りで)だったので、
分からなかった。
最近もパトリス・ルコント監督作品には出ているが、
若いときより最近の方がキレイな気がする。
ていうか、「冬の旅」のキャラが強烈すぎて、あれだけ
別人のような気がする。
酔って吐いたり、風呂に入ってなくて臭ったり、「関わりたくない」と
人に言わしめる悲惨な人物像を
よく演じたと思う。

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