大衆に広く受け入れられたVampire weekend。
いささか調子の外れたような飄々としたヴォーカルと、
予測のつかない曲展開、太鼓からストリングスから多種の楽器を使用した
民族的で雑食感のあるアレンジ。
ごった煮だけど、過剰じゃなくて、心地よい。
「こうくるか」って感じの天津飯の「太陽拳」みたいな
意表を突く攻撃の連続である。
何ともドリーミー、不思議でへんてこりんなポップを作り出している。
そして、あの飄々としたヴォーカルが心地よいメロディーとあいまって、
ふわふわとした浮遊感を生んでいる。
実験性に拘っていながら、かつポップで大衆に
受け入れられる音楽を作り続ける彼らから目が離せない。
