オバチャン | コトリの気持ち

オバチャン

先月末に寿退社をした女の子の後任でオバチャンがきた。

その子は、システム管理全般をやっている、そっち方面にとっても強い子だった。

そして、強くないとやっていけないような業務内容なのだ。

それなのに、オバチャンがきた。


「エクセル」のことを「アクセル」と言うオバチャン。

「ADSL」を「ATSL」と言うオバチャン。

引継ぎの時にグーグー居眠りをして、起こされると慌てて

「昨日、ちょっと家のネットワークを遅くまでやっていたので」と変な言い訳をするオバチャン。

知識もないくせに、自分の意見を押し通して

間違っていても「あら、おかしいわね」と絶対謝らないオバチャン。

ホチキスの芯の入れ方、コピーの用紙補給・・・こんなこともできないオバチャン。


ああオバチャン、みんなあなたにウンザリしてます。


それなのに、お客さんには「私が全て引き受けてやってます」みたいな顔をして

最初の電話を受けて、最後の電話をする。

オバチャン、その間のことは全部上司が片付けてくれてるじゃん・・・。


違う部署の人も交えての歓送迎会のときに

「私は、森首相のときの・・・ウンタラカンタラでボランティアで障害者の施設でPCのインストラクター

をしてました。」って得意気に自己紹介。

違う部署の人は何も知らないから「おぉ・・・スゴイですね」って感心してたけど

同じ部署の皆さんはドンビキでしたよ。


お昼休みに彼氏の話で盛り上がってる中で

「私も、恋をする気持ち忘れてませんから!」って半ばキレ気味に言い放ったオバチャン。

かなり太めでノシノシ歩くオバチャンを皆は「女、終わってる」って話してたんですけどね・・・

あんぐりです。

だから、そのスケスケの白いブラウスに濃いピンクのブラしてんの?

ありえね~


お土産のお菓子は2つ取ろうとするし、

「一度も働いたことないんです」って何をしてもそれで済ますオバチャン。


あなたが苦手です。

イライラの素なんです。


でも、自分は絶対こうなってはイケナイという

いいお手本でもあるんですけどね(笑)