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FXや株、その他暗号資産など様々なチャートを眺め、

分析する毎日は、とても特殊な点があります。

それは人と関わらず、アドバイスなどすることもできず、

ただただ孤独に自分を追い込むという点です。

 

 

 

 

 

 

 

これだけではわかりにくいと思うので、

もう少し突っ込んだ話をすると、

こういった投機・投資のお話と言うのは、

人から勧められて、アドバイスを受けてやっても、

損害が出た場合は自己責任です。

 

 

 

 

 

むしろこういったアドバイスをしてくる人は、

ブローカーや、金融商品の回し者が多いです。

そういった方が得になるような話はあっても、

他人が儲かる話をすることはまずない、と言っていいでしょう。

 

 

 

 

だから、基本的に相場の見方や分析、

ポジションメイクなどは

すべて自己決定のもと行わなければいけません。

 

 

 

 

 

もちろん、今の時代ネットや本で

相場における情報は

手軽に手に入れることができます。

 

 

 

 

 

 

それらを見ても、

「へぇー」と参考にすることはあっても、

決してそれが自分の判断の基準にならないように

気をつけなければいけません。

 

 

 

 

 

これが先述の孤独に追い込む、という話です。

ただ、これがあることで

私は自分というものに

イヤというほど向き合うことになったなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

まず、私はものすごく焦りやすい、と気づきました。

焦りは判断を鈍らせます。

決断のタイミングを見失います。

 

 

 

 

 

「早く稼ぎたい」「大きく稼ぎたい」

こういった思いが強くなればなるほど、

私は焦る気持ちが前面に出るのだな、と気づきました。

 

 

 

 

 

 

そこでこの対処法として、

様々な分析法を組み合わせるだけでなく、

エントリーと撤退のルールも

言語化できるようにしました。

 

 

 

 

 

これにより、焦ったエントリー、

ポジションを焦って閉じる行為が

圧倒的に少なくなったと思います。

 

 

 

 

 

 

また「怒る」という感情が

簡単に外に出やすいことに気づきました。

 

 

 

 

 

 

教員時代、はじめは

「子どもの心を折るくらい」と言われるほど

しっかり怒らないとわからない、

と教わることもありました。

 

 

 

 

 

しかし時代的にも徐々に

それはうまくいかないことに気づき、

怒らなくても、怒鳴らなくても

という対処に切り替えることになりました。

 

 

 

 

 

だけど、自分の感情というのは

かなり心の深いところと繋がっているようで、

私が幼少期に自分の親に受けた怒鳴り方、怒られ方というものが

知らず知らずのうちに自分にも沁みついていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

これはとても厄介なもので、

自分の子どもができたら、

今度はより自分の子ども時代のことを想起するのか、

より自分がイヤな怒鳴り方、怒り方が

前面に出るようになっていきました。

 

 

 

 

 

 

これを抑えるというか、

考え方を変えるというか、

受け入れる基準を変えるというか・・・

 

 

 

 

 

そうこうして子どもと向き合う自分と格闘し数年。

ようやく妻も「マシになったね」と

褒めてくれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

これだけ多くの子どもと関わってきて、

そして一般的な親よりも多くの時間を子どもと過ごしてきて、

それでも数年かかってきたわけです。

 

 

 

 

 

 

フルタイムで働きに出ている世の親御さんが

子どもと向き合うのに苦労しないわけがない、

と思い知らされました。

 

 

 

 

 

子どもと過ごす時間が多ければよい、

というわけでもありませんが

より多くの気力を子どもに向けるのが

難しいとは思うのです。

 

 

 

 

 

話を戻しますが・・・

 

 

 

 

 

 

この「怒る」という感情も

IQを低くするそうなので、

チャートを分析するにあたっては

実はとても障害になるものでした。

 

 

 

よくある相場の失敗のテンプレートが

「損をした⇒感情が激変し、より大きなポジションを」

というもので、これをやったために

取り返しがつかなくなることは多々あります。

もちろん私もやったことがあります。

 

 

 

 

 

「もうどうにでもなれ効果」とも呼ぶそうで、

本来損切りというのは必要経費であり、

それ以上損を出さない行為なのですが、

どうしても取り戻したい欲が出てくるのが

トレードの難しいところなのです。

 

 

 

 

 

うまくいかなかった時、

自分を罰したくなるような「怒り」の感情に流され、

取り返せるかわからないのに

次の行動を抑えられなくなる。

これが感情の怖いところです。

 

 

 

 

 

 

また、私は相場というものは

極めれば百発百中で値動きが当てられるようになる、

そういうものだとどこかで思っていました。

 

 

 

 

しかし相場と言うのは多くの人の心理で動くもので

私個人が支配できるものではありません。

よって、分析によって値動きを当てるものではなく、

分析によって予め値動きの想定をしておいて、

自分自身の行動を制御するものであると気づきました。

 

 

 

 

 

 

そのためには複数のストーリーを想定しなければいけません。

「こうなるはず」という考えではなく、

「こうなったらこうしよう」という考え方に落ち着きました。

 

 

 

 

 

あくまで自分の想定が当てはまる相場で勝負し、

そうでない相場は徹底して損切りして逃げる。

 

 

 

 

 

こういった動きができることが

相場で稼いでいく唯一の方法だと

気づくことができたわけです。

 

 

 

 

 

しかし、実はこのことに気づくまでに

多くのことを犠牲にしてきたわけですが、

その時点で諦めてしまう、

或いはリタイアしてしまう人がほとんどだと思います。

 

 

 

 

 

もしかしたら、あと少しのところで

億万長者に到達できる自分を

掴み取ることができたかもしれないのに。

 

 

 

 

 

 

だから、相場は「〇〇だけすればいい」

「勝率90%以上」などの謳い文句は

ほぼ間違いなく詐欺業者であると思っていいでしょう。

 

 

 

 

 

相場で勝っていく、ということは

オリンピックで勝ち続ける、と

そんなに大して変わらないことだと

偉い人も言っていました。(誰?)

 

 

 

 

でもまぁ、それくらい

「あれをすれば大丈夫」「これをすれば大丈夫」

という世界ではないということです。

 

 

 

 

先ほども言ったように

自分の感情と言うのは

心の深い部分に根ざしているので

簡単に自分のことを支配してきます。

 

 

 

 

これに対処するには

常に自分と向き合い、何が弱点で

どういうところを改善すればいいのか、

考えていくだけでなく、

 

 

 

 

 

冷静でいられる自分を

常に作っていける環境を整える必要があります。

 

 

 

 

 

本当は教師時代にこのことに気づいて

自身を改善できていれば、

もう少し楽に仕事ができたのかもしれません。

 

 

 

 

同じように他のどのジャンルにおいても、

自分自身を向上させるというのは、

とても有意義であると思うのです。

 

 

 

 

 

相場と向き合うという

人をシャットアウトする環境であったからこそ、

私はここと向き合うしかなく、

改善していくために、自分のダメな部分を受け入れるために、

四苦八苦してきました。

 

 

 

 

 

この点においては素直に相場に感謝したいと思います。

 

 

 

 

 

自分の子どもと向き合うにあたっても、

自分の良くない部分が子どもから垣間見えると、

すごく心苦しい気持ちになります。

 

 

 

 

 

「子は親を写す鏡」

と言いますが、イヤな部分はホントによく見えます。

でもだからこそ、こちらが改善していかないと、ですね。

 

 

 

 

 

さて、私自身も本記事を読み直して、

もう一度相場に向かっていくための自分が

準備できているか確認したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日もここまで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

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