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ここまでのまとめはこちら。
ご好評いただき、本シリーズも第20回を迎えることができました。
いつもありがとうございます。
「世界No.1のコピーライター」とも言われた
故ゲーリーハルバートの言葉にこのようなものがあります。
『弱いコピーを強いオファーでカバーすることはできる。
しかし、弱いオファーを強いコピーでカバーすることはできない。』
私たちはコピーライティング以前に
『断れないオファー』を作ることにフォーカスすべき
だという教えです。
そのフォーカスするべき内容とは、
「お客様に見せるモノ全て」ということです。
・ベネフィット ・USP
・コンテンツ ・特典
・サポート ・保証
これらが強いオファーとなるからこそ、
コピーが有効になり、売り上げ向上に繋がるわけですね。
プロのコピーライターとして他人の商品を売る場合は別として、
コピーを書くためのリサーチや準備をしながら
オファーも変えていく!という姿勢が大切です。
オファーの3本柱
1.コンセプト(ビッグアイディア)
2.コンテンツ
3.ビッグプロミス
この3本柱を強化していく戦略を
9ステップにしてご紹介いたします。
ヒットを生み出すオファー戦略 実質的9ステップ
①大きな方向性を決める
「コンサル型ビジネスに特化したコピーライティングの講座を作ろう」
「せどりの仲介ビジネスをしよう」
「〇〇法を身につけることができる塾を作ろう」
など、おおまかなもので構いません。
②コンセプトの3要素を決める
1.ターゲット 2.メソッド 3.ベネフィット
その方向性の先にどのようなものがあるのか、
誰に?どうやって?どうなる?
をそれぞれ決めていきましょう。
③ターゲットを決める
例えば、
「コンサル型ビジネスに従事している方」
「現在の働き方に疑問をもっている方」
「やりたいことが見つからない方」
といった具体的なイメージを持っておきましょう。
それがこの次のステップを考えていく足掛かりとなります。
④ターゲットの「現状」と「悩み」を集める
・コピーライティングって煽って強く書かないとダメなんじゃないの?
・コピーライティングってセンスがいるんじゃないの?
・セールスライティングが一番大事じゃないの?
・コピーライティングさえ学べば何とかなるんじゃないの?
・テンプレートがあれば、書けるんじゃないの?
・メルマガやブログを書いているが反応が薄い、そこから集客に繋がらない
・「書く」こと自体がストレス!できればやりたくない!
・煽って書いて非難されたり、イメージダウンが怖い、
でもそうしないと売れない、というジレンマ
・煽るコピーに疲れ気味、食傷気味
・プロモーションとかやってみたいが、やる作業に圧倒されている
・テンプレートに沿って書いているが、反応が薄い、売れない「なんか違うんじゃないの」
・コピーライティング講座に通ったけれど、
「受講生はライバル。みんな同じコピーになっている。〇〇っぽいコピーだね」とよく言われる
こういった悩みが考えられます。
もちろん、多ければ多いほど打ち出すべきコンテンツは
強力なものになっていくでしょう。
それに対して、以下のようなビッグアイディアを考えていきます。
・メルマガやブログを書くと、コメントや「今日の内容は良かった!」という返信がくる
・煽りのないコピーを書いているだけなのに、一通メールを流すと、ささっと申し込みが入る。
・セールスレターが一日で書けてしまう
・最近、ブログ経由(SEO絡み)での見込み客が増えてきた
・プロモーションも「私にもできそう!」と思え、実際にできてしまう
・「〇〇さんのコピー、いいよね」と言われ、コピーライティングのセミナーを開くまでに
・同業者からコピーライティングの依頼が来始めてしまい、こちらが本業になってしまいそう
⑤ライバル商品を5つ集める
他社製品と差別化しなければヒットは生み出すことはできません。
もしかしたらライバル商品のデメリットから、
ヒントを得ることができるかもしれませんね。
⑥それぞれの3要素を分析する
3要素がしっかり伝わる内容かどうか、分析しましょう。
見込み客がそれを見て、興味をもってくれるでしょうか?
或いは、他社製品と同じ3要素になってないでしょうか?
⑦顕在化されていない、‟潜在的”な悩みの発見
見込み客には言葉に出てこない潜在的な悩みが必ずあります。
例えば、
・その問題を引き起こしている根本的課題
・この問題を抱えていることでさらにおこる課題
・「信頼関係構築」のためのライティングスキルを持っていない
・セールスライティングに頼る
⇒関係性が崩れる
⇒長期的に売れない
⇒悪循環
こういった悩みを炙り出していかなければ、
表面的な悩みを解決したつもりでも、
信頼関係を築くことは難しいでしょう。
⇒売り上げを継続することはできない
例として、「痩せたい」という悩みを抱えている人の
潜在的悩みはどのようなものか考えてみましょう。
・異性にモテたい
・キャリアアップしたい
・違う自分に生まれ変わりたい
このような悩みがあるとしたら、
当然「痩せる」だけでなく、
それを継続できるものでなければなりませんし、
自分に自信がつくような過程を経ていれば、
なお良しということになります。
このように‟潜在的”な悩みは何か?
考えていきましょう。
⑧⑦の解決先の提示
解決策=コンセプト=ビッグアイディア
↓
信頼関係構築型のコピーライティングスキルならどうだ?
と、⑦で挙げた悩みの解決策をコンテンツとして打ち出していきます。
⑨コンセプトの3要素をまとめる
ターゲット:コンサル型ビジネス特化型
メソッド:コンテンツライティング、セールスライティング、プロモーションライティング、
の3領域のライティングスキルを身につける
ベネフィット:信頼関係を構築し、ハードなセールス無しでも売り上げが上がり、
さらに爆発的な売り上げも実現できる一生使える
ライティングスキルを手に入れることができる
例えばこのような形です。
そこで打ち出されるコンテンツはこのようなものが考えられます。
コンサル型ビジネス特化型‟リレーションシップ”コピーライティングメソッド
このコンセプト(ビッグアイディア)が実現した際のビッグプロミスを考え、
それを確実に実現するためのコンテンツ(サポートや特典を含む)を徹底的に考えるわけです。
それが最強のオファー戦略といえます。
本日のまとめです。
①大きな方向性を決める
②コンセプトの3要素を決める
③ターゲットを決める
④ターゲットの「現状」と「悩み」を集める
⑤ライバル商品を5つ集める
⑥それぞれの3要素を分析する
⑦顕在化されていない、‟潜在的”な悩みの発見
⑧⑦の解決先の提示
⑨コンセプトの3要素をまとめる
オファーの3本柱
1.コンセプト(ビッグアイディア)
2.コンテンツ
3.ビッグプロミス
本シリーズもゴールがようやく見えてきました。
あと、2回か3回でシリーズを完結することができそうですが、
来週からは少し他の記事も書いていこうと考えています。
またの更新をお楽しみに。
本日もここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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