おしゃれな美人さん 一つテンヤ五目＠東京湾

ひとつテンヤにチャレンジしてみましたよ。

テンヤとは、江戸時代から続く伝統的な釣法だそう。江戸時代を絶賛勉強中の私にぴったりではありませんか。

１月末に羽田から乗船。初めてなので、貸竿使用です。

一投目。２０号の錘でも、底が取りにくい。ごそごそしていたところ妙な感触があったので、上げてみたら、赤っぽいものがついてる。
おっと、ラッキー。カサゴじゃないか。

「釣った」というより、「（勝手に）釣れた」ではありますが。

幸先のよいスタートに気をよくして二投目。しかし、やはり底がうまく取れず、ガーン、根がかりです。

しかも、取れない、切れない。助けて、船長！

船長に救助してもらい、三投目、四投目……。以下、延々あたりがない。
根がかりを怖がってマメにしゃくりすぎなんだろか。

しかし、周囲にも当たっている人はいなさそう。
これは厳しい一日になりそうですな。

それでもコツコツしゃくり続けたところ、ようやく力強い当たりが来ましたよ。

ギリギリと巻き上げたところ、海面に現れたのはピンクの魚影。

真鯛は、おしゃれな美人さんですねー。青いアイシャドウまで塗っちゃって、まあ。

最終的な釣果は、真鯛２（0.5キロ、１キロ）、カサゴ１、ウマヅラハギ１、クロアナゴ１。

数は少ないながら、顔ぶれは豪華（クロアナゴを除く）。

帰って、真鯛とウマヅラハギの刺し盛り。

真鯛はやっぱりいいですなあ。姿にも味にも品というものがある。

鯛茶漬けも絶品。

欲を言えば、０．５キロ級を数枚釣りたかったですね。

１キロになると、ウチの包丁とまな板では、ややきつい。