前回のブログで話した通り、“う●こ“のおかげで日本の幼稚園に馴染めた娘は、その後、幼稚園ですくすくと育っていった。
それプラス日本語しか話せないジイジ、バアバ、叔母、従妹と暮らしているのもあり、日本語の上達はかなり早かった。
そして、ジイジ、バアバにおもっきり甘やかされ、叔母や従妹やらとにぎやかに楽しく暮らしていた娘は、次第に、台湾にいるパパにテレビ電話する頻度もどんどん減っていき、同時に中国語を使う時間も減っていった。
そして、お察しの通り、娘の中国語がうすれ始めた。
よく子供の脳はスポンジの様に吸収が早いというが、同時に……
脱水も早いのだ。
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11月に日本に帰国した私たちですが、2月の旧正月は、パパの実家の高雄で台湾の家族と旧正月を過ごすことに。
高雄空港に着いた私たち。
パパが空港まで迎えに来ていて、約3か月ぶりの感動の家族再会…
娘、パパに飛びつく!
下の娘はベビーカーの上で呆然、だがパパを拒否はしてない様子。
赤ん坊にも父の存在がわかるのか?!
そして、もちろん私もパパ!久しぶり!
しかし、
飛びついていった娘が、パパに日本語で話しかける!
が、パパは日本語ができないので、娘が何いってるのかわからない。
私もこの初めての経験に興味津々、 ゆっくり観察することに。
するとなんてことはなく、言葉が通じなくても、親子。
娘: パパ!〇〇って言ってるやん!わからんの?え~どうしようかな~(笑)
パパ: パパ日本語わからへんって~(中国語)(ヘラヘラ~)
娘: パパ! あのな!......(続く会話)
パパ: ??(ヘラヘラ) 何言ってんの?(中国語)(ヘラヘラ)
と手をつないで、楽しそうに会話?してる。
どうしてもの時は私が通訳に入ったが、そんなのも気にならないぐらい、二人は自然に会話?してた。
うちのパパは普段からぼーっとして神経もズ太く、無反応な人なので、よけいに変化が気にならないのか?
これが私だったら、こんなヘラヘラできてたかな?(笑)
と不思議な気持ちだった。
ただ、間もなくして、娘のリスニング能力はすぐに回復し、一方通行のコミュニケーションは出来てたので、その点マシだったのかとは思う。
そして、何よりも、パパに返す時に中国語がでてこなくて、
あれ~?これ(パパの言葉(中国語)で)どういったかな~?って頭をかしげてる娘の様子はとっても健気で可愛かった。
どちらにしても親子の愛は言葉の壁を超えるということが証明された出来事でした。