日没の富士
先週から、列島に寒波が襲来し、九州でも積雪があって、
観測史上の記録となった冬将軍でした。
遠く、北米のニューヨークやワシントンでも、豪雪との
ニュースでした。
一方では、この時期に観られる「ダイヤモンド富士」に、
カメラを傾ける方々も多いと聞きます。
1月下旬から、節分ごろの間、「日没の富士山」は絶好の被写体
だそうです。
確かに、この時期は富士山が良く見えることが多くなります。
日々の日没位置が、富士山頂の東から西へと移り変わるのは、
春の足音の様でもあります。
日没位置が山頂へむかうため、地平線の日没時刻とは異なります。
その上、シャッターチャンスは僅か数秒でしかありません。
山頂に日が沈む頃からは、文字どうり「節分」ということでしょうか。