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実話を元にした作品らしいです
めちゃくちゃ良かったです
絶望的なことでも諦めずに前へと進んでいく、とにもかくにも前向きな家族の話です
「そんな事、誰もが二の足を踏むでしょ?」って事を、家族は躊躇することなく応援していくのです
自分なら「そうは言っても、、、」となるところです
もうね、出だしから泣きそうでした
でも、泣かせようとはしていない作品だと思いました
その理由は後で書きます
昭和の話でしたので、新幹線で普通にタバコを吸っているのが懐かしかったです
この作品では医学界の闇も描かれていましたね
でもこの作品は希望をうたった映画です
悲劇で絶望的な映画ではないので、誰にでも勧められる映画です
ここからはネタバレ
「泣かせようとしていない作品だと思いました」と書いた理由の一つに、先天的に心臓に欠陥をかかえた次女、福本莉子さん演じる佳美が息を引き取るシーンがないところです
人の死に立ち会うシーンは意図しなくても泣かせるシーンになり得ますが、それがないところで、それを意識していないことが解ります
世界各国を回って、その中でも一番人工心臓の完成に近いと判断した医師と共同開発に着手したのですが、共に研究をすることになった医学生?との温度差(彼らにも自分の生活があって、この開発も研究に過ぎない)を同じ温度に持っていく、大泉洋さん演じる主人公の宣政の行動力には感動します
人工心臓は今現在でさえ完成していないようですし、仮に人工心臓が出来たとしても、他の臓器にも大きな負担がかかっていて、佳美が完治することはない、と知らされた時、流石にこの瞬間は絶望しますが、それでも佳美は「私の命はもう大丈夫だから」と言います
1ミリの可能性もない事を知ったとしても、足掻かずにいられるんだろうか?冷静でいられるんだろうか?
医学に大きな功績をもたらせたことへの褒章式から映画は始まります
有村架純さん演じる女性レポーター山本のインタビューシーンからです
宣政は放心状態でした
エンディングで、そのシーンの続きがあるのですが、宣政の「自分は娘を助けられなかった人間です」という言葉に、山本は「私はあなたの作ったカテーテルで命が助かりました。今こうして仕事も出来ています。ありがとうございました」と
他にも挙げたらキリがないので、この辺にしておきますが、本当にお勧めなので観に行ってない人は観て欲しいですね
では、また
6/21