広報の福田です。
前回書かせていただきた記事で、伊勢海老を紹介したのですが魚庵 千畳敷でよく使う長崎や佐賀の伊勢海老は8月20日までが「産卵時期」ということで禁漁期間となります。

伊勢海老は、孵化してから何年かはいわゆる「プランクトン」の状態が続き、養殖が非常に難しく漁で捕まえる以外無いようです。

 

禁漁期間以外は「旬」というのは特になく、海が荒れる冬の時期が美味しい、とか、産卵前、禁漁期間の前が美味しい、など諸説あるのですが、獲る時期よりもその大きさ、身の詰まり具合の方が美味しさに差が出るエビです。

 

極み会席でも、「伊勢海老を使って欲しい」と御指名をいただく事も多く人気の高い伊勢海老。
姿造りにして映える大きさで、手足、触覚に欠けの無い伊勢海老はなかなか数が少なく、大将の仕入れに重圧がのしかかります・・・・。

 

食感が良く、甘くて旨味の深い伊勢海老。ご予約をいただくと、大将が気合を入れて仕入れに市場へ向かいます。

鯛や、冬のとらふぐと並んで、魚庵 千畳敷の看板とも言える伊勢海老料理を、是非ご賞味ください。