野菜に限らず、米でも果物でも、作物は毎年同じようには事が運びません。
「今年の異変」は、異変は少々大げさですが、まずは家の蕗がまるで育っていなかったこと。
旬を過ぎた頃弟は惜しげもなく、伸びすぎたワラビともども草刈り機で一掃しました。
畑ではきゅうりが、小さいうちから「し」の字やら「の」の字に曲がってしまうのが多くて、なんともはや…。
今年はきゅうりの葉っぱが大きくて、前日見逃してしまうと、ズッキーニと見まちがうくらいにでっかく育ってしまいます。
ナスはマルチ掛けのため、根元から離れたところに追肥をしたらそちら側にどんどんせり出した状態。
そりゃ、栄養のある方に伸びるわな…
初めてのミニトマトは鈴なりに生ってくれていますが、赤く色づくのを待っていると、何者か(カラス?)が半端にかじってポイ捨てしていたり、青いままコロンコロンと転がっていたり。
一向に赤くならないので根元にアルミホイルを敷いて、いまかいまかと待っています。コロコロ落ちた青い実を数時間ずつ日光に当ててみたら、赤くなってました。
4月5月の暑さと、7月8月の暑さに違いはあるの?って疑問はさておき。
そうかそうか、お楽しみはこれからだ~と思っていた矢先、鉢植えに1コだけ生ったプリンスメロンがぁ。皮がメリメリと裂けていました
あ"ーーー目も当てられません!
いくぶんメロン的な香りがするものの青臭さが勝る“若造”プリンスメロンは、酒粕に漬け込みました。あらっ、その写真は?
今年の菜園のそれぞれは立派な出来じゃないけれど、いや、育ててるのはあなたでしょ、とか野菜には野菜の言い分があるでしょうが、どれもダメじゃないから!
たとえ1コずつでも実になってくれたから、これはもう感謝しかないのです。