先日、某有料老人ホームの運営懇談会に参加してきました。
1時間の予定で、前半はホーム側からの説明、後半は質疑応答
でした。(各30分)
質疑応答時、大きな声で、ホーム側が違法なことをしている。
悪質な陰謀だと騒ぎ立てる参加者が・・・。
話しの概略は、施設内での洗濯について、今後は衛生面を
鑑みて、外注委託する。その費用が月額5,000円弱発生する。
という内容。
参加者の言い分もわからないではない。
そして、話の内容も、明確にすべきことであることも間違いない。
しかし、残念なことに、大声で、ホーム側の職員を威圧するかの
ごとく、まくし立てる言い方が、単なるクレーマー、一歩間違えれば
脅迫しているのか、または発言者自身が認知症なのか、と
事情がわからない人には、映ったに違いない。
質疑応答の時間をその人の怒号で半分以上費やされてしまった。
その人は、ここに参加した人達にホーム側の悪質さをわかって
欲しいと訴えていたが、ひと通りの訴えが終わったら、引き下がって
後は個別案件として、個々に相談すればいい。
他の質問をしたいと考えている人もいるはずなのだから。
誤解を恐れずに書くと、その有料老人ホームは入居一時金が
ナシのホームである。そんなに不平があるのなら、
他の施設に移ればいいではないか。経済的損失は微々たるもの。
今や有料老人ホームは星の数ほど存在する。
その場に参加してきた人達の時間を奪っているという感覚を
忘れてはならない。そう、月額5,000円弱に拘るのなら、
なおさらである。
私の個人的な意見は、些末なところに執着せず、本来の目的を
見失うべきではないということ。
老人ホームは、自分の大切な家族やご依頼者さまを預けている場所。
そこで暮らす家族やご依頼者さまが快適に暮らせる環境を
整えてもらえるように監視するのが、我々の役目である。
それは身内であっても後見人であっても同じこと。
そして、本日の最も基本的なこと。
運営懇談会の場で、恐喝まがいのことをしてどうするのだ。
改善を求めるのなら、穏やかに攻めていくべきである。
そうでなければ、進む話しも進まない。まとまるものもまとまらない。
感情的になればなるほど、物事の本質を見誤り、また誤った場所に
着地してしまう。まさに堂々巡り。
他人のふりみて我がふり直せ。
私はちゃんと建設的な話しをしようと自らを戒める時間となった。