今日は近所の中学校へ行って来た。雪が降らなくて良かった。そうなったら学校はキャンセルとなって、私はメンターのボランティアが出来なくなるから。

 

パンデミック中は少年院へは行けなくなっていた。いつも厳しい規則があるが、それ以上に厳しくなってしまった。なので、近所の学区でメンターをすることにした。小学校から高校までのメンター希望を出しておいた。簡単な書類とバックグランドチェック、それと数時間のトレーニングで簡単だった。メンターの時間もマスク着用すれば大丈夫だった。

 

そんな訳で2021年から中学校でのメンターをしている。学区の方から中学生のメンターにサインアップされた最初のメンテ―は男の子だった。その男の子が卒業して今の女の子にサインアップされた。合計してみると、この6月で3年が終わろうとしている(え~、もう3年?月日が経つのは早いなー。益々、老婆になっていくのが早い!)

 

中学校までは車を運転して5分位だろうか。って、それ位の距離は歩けよって?外は寒いので寒さに弱い私は体調を壊してしまうから歩かない。歩かないから益々、足の筋力が弱ってしまう。たまに歩くとフラフラするのを感じて、これは相当、ヤバイ!と感じる。

 

それで、メンターのボランティアは引きこもりの私にはありがたい。

 

           メンテ―は最初はにこやかにハロー!

 

「元気?何か変わった事あった?」と尋ねると、「ううん、別にない。元気。」で、その後は沈黙。

 

シーン!

 

この年頃って無口になるんやなー。2年前に始めた時、彼女は小学校から上がって来たばかりで一人ぺちゃくちあぺちゃくちゃ(もう、やめてくれー。うるさいー。)て思う程ずーーーーーと一人で早口でしゃゃべっていた。しかも早口過ぎて、何を言っているのか殆ど理解できなかった~。

 

その彼女はティ―ンエージャーになって、ぐっと大人びて来たなと思う。彼女は殆ど何も話さないから、私は黙ってティラー、スィフトの塗り絵を始めた。塗り絵をやっていると不思議と心が安らぐ。以前に曼荼羅の塗り絵をやったが、余り興味がなかった様子だった。今回は彼女が大すきなティラー、スィフトの塗り絵で曼荼羅の変わり。

 

最初、彼女も黙って塗り絵をしていたが、しばらくしてから突然、ある先生への怒りを興奮して吐き出して来た。

 

「○○先生が○○xxxxx○○あれこれこうこう。本当にひどいんだから~。お母さんも怒ってるのよ!プンプンプン」😡

 

          ふんふんと私はただ聴いていた。

 

暫くは般若のような顔で怒りを吐いていたが、そのうち、塗り絵も終える頃には、すっきりとした元の平和な顔に戻っていた。

 

話を聴くだけで、傍にいるだけで私の存在が少しでも彼女のお役に立てると嬉しいなと思った。

 

さて、次のメンターの時間は何をしようかな?と楽しみだ。ウインク 

 

こんな私でも必要としてくれてありがとう~。