続きまして。
パルスレートが土曜新潟5Rに出走しました。
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No.C-52 パルスレート(牝2歳 美浦・久保田厩舎) NF天栄
18/10/3 久保田厩舎
3日は軽めの調整を行いました。「カーッとなりやすい気性の持ち主で一時はカイバ食いが細くなったこともありましたが、乗り越えてからは段々と口にする量が増え、当該週は牝馬とは思えないほどバリバリ食べられていました。その結果太め残りで初戦へ向かうことになり、いくらか反応の鈍さが出てしまったのですが、能力の一端を見せてくれたのは確かだと思います。もしレース後のダメージが少なく対応できそうな状態と思えれば、このままもう1戦することを考えています。今日は全休日明けでもう少し時間をかけて見極めていきたいので、少なくとも今週いっぱいの変化を確認したうえで今後について判断させてください」(久保田師)
18/10/10 久保田厩舎
10日は軽めの調整を行いました。「デビュー戦へ向かう過程で一度カイバを食べられなくなる時期がありましたが、レースを使った後の先週1週間の様子を見る限り、カイ食いの不安が出ることはありませんでした。これなら続戦するのに問題はないと思えたので、そのまま手元で調整を進めています。間を空けすぎても良くないけれど、詰め過ぎても心身ともに対応しきれない可能性もあるので、中2週くらいが程よいかと考え、いちおう来週の新潟に組まれているマイル戦を第一候補とすることにしました。今朝は休み明けでかなりテンションが上がっていたので、落ち着かせるようにじっくりと動かすことに終始していますが、時計になるところはおそらく週末あたりに行い、来週追い切って最終的にそこへ向かうかどうかを判断していくつもりです」(久保田師)今のところ20日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1600m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
18/10/17 久保田厩舎
17日は美浦南Pコースで追い切りました(68秒0-53秒0-39秒4-12秒5)。「輸送がありますが、フラットコースでより良さを活かすことができればと考えて新潟へ向かうことにし、隼人に依頼しました。今朝の追い切りは相手がジョッキーを背にした馬で、パルスレートはスタッフを背にして追走して伸ばしています。馬場コンディションやスピード調教を意識してポリトラックでの併せ馬でしたが、しっかりと動けていたように思います。前走で少しゆとりがあるように思えた体ですが、見た目はまだちょっと余裕があるようにも思えるものの数字上では絞れているので、あとは輸送がある分適度に締まった状態で送り出せれば悪くないのではないかと見ています。前走の内容は悪くなく、まともに力を発揮できれば十分にチャンスはあるはずなので、ここで決めておきたいです」(久保田師)20日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1600m)に吉田隼騎手で出走を予定しています。
18/10/18 久保田厩舎
20日の新潟競馬(2歳未勝利・芝1600m)に吉田隼騎手で出走いたします。
18/10/20 久保田厩舎
20日の新潟競馬では五分のスタートから中団前めのポジションでレースを進める。勝負どころから動いていくが、伸び切れず4着。「出たなりのポジションで前の手応えを確認しながら進めたのですが、いざ勝負どころに差しかかると譲らないと動けませんでした。調教の良さを全く活かすことができず、本当に残念です。正直、走らなかった理由がわかりません。ゲートでかなり待たされて気が抜けかけていたので、その影響があったのか、はたまた初めての左回りが影響したのか…。何にしてもここは勝たなければいけないレースでした。申し訳ありません」(吉田隼騎手)「ここはすんなり通過してくれるだろうと見ていただけに不可解な敗戦になってしまいました。ゲートで待たされた影響もゼロではないのでしょうが、条件は他馬も一緒ですし、言い訳にはできません。能力からして今日の走りが全てではありませんので、次で何とか巻き返すことができればと思います。デビューからここまで頑張ってくれましたし、リフレッシュ期間を設ける意味で状態に問題ないようであれば、直接天栄へ放牧に出す予定です」(久保田師)圧倒的な人気を背負ってレースに臨みましたが、直線では反応できず勝ち切ることはできませんでした。鞍上、調教師ともに今日の走りがこの馬の能力とは考えていませんし、次走こそは勝利を掴むことができればと思います。今後については放牧先での状態次第で検討していくことになります。
18/10/21 NF天栄
レース後、NF天栄へ放牧に出ました。
18/10/23 NF天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。「初戦は立派に見える体つきだったので、そこをひと叩きして今回はいいのかなと思っていたのですが…。勝って帰ってきてくれればこの上ないと思っていただけに残念ですが、仕切り直してまたいい状態にして送り出せればと思っています。帰ってきて日が浅いのでマシンでの運動に留めていて、様子を見ながら少しずつ進めていくつもりです」(天栄担当者)
帰宅してGCで確認しまして。
馬体重は456kgで-10kg。お腹周りはスッキリしましたが、ちょっとテンション高いところが気になっていて。体は動けるようになっていても、輸送競馬初めてですしまだ若駒なんで気持ちの面でイマイチなところがあったのかもしれません。で、ゲート入りの段階で⑩が嫌がって結局出走取り消しとなり。中継はそこで切れてレースはGCではVTR放送だったので、中で相当待たされたか一回出されたかしまして。勝った馬も奇数枠だったので、それは言い訳にはならないのですけど、この段階でパルスレートの気持ちに何かあったのかもしれないですね。
スタートはまずまず出まして、前から5番手でスッとおさまって。馬場状態はやや重で、勝ち馬はハナ切ってスローに落として最後千切る強い競馬でしたが、レース経験を積ませるためにも、吉田隼Jの位置取りはそんなに悪くなく。向正面の追走の感じも、のめったりせずにリラックスしていれたように見えましたが。淡々と流れて、4コーナーでも5番手のままで。さぁここから軽く促して前の集団を射程圏に入れるかな?ってところで、全然反応がなく直線を向き。600mを切ってステッキばんばん入りますが体が動かずに、内の馬達をサクと交わせず。そのうちに、外から⑪から交わされて何とかついていこうとするものの、勝ち馬には離されかつ2着にも内にいた②に粘られと、結局4着でゴールとなり。断然の1番人気を裏切り、馬券圏内にも入ることができませんでした。
敗因は、待たされたことや輸送競馬や左回りややや重馬場ってのが考えられますが、それにしても走らなさ過ぎで。最後⑪に差されて2着とかなら仕方ないですが、あまりにもモロい感じを見せてしまったことに不満を感じます。ただまだ若いですし、在厩期間が少し長くなってましたからここで一度リフレッシュをして。冬場は芝の未勝利の番組が少なくなるので、早目に勝ち上がっておきたかったですが、こればかりは仕方ない。きっちりとレースに合わせて調整をして、まずは1つしっかり勝つことを目標に、天栄で立て直して欲しいと思っております。
続きまして、ブレイクエースの話を。