こんばんは😉
平家工房の小林です。

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今日は塗装の打ち合わせをしてきました。塗装も色々とあります。



そして、塗る色によっても、簡単なことと難しいことが分かれてきます。



左の木材を2面乗っているのですが、左側は木目を生かした塗り方。右側はベタ塗りといいます。


案外塗装屋さんは下塗りを得意とします。木目を生かす塗り方はいちど拭き取ったりしないといけないこともあるので、考えと手間です。


そして、木目の濃淡あるので、昨日味わいが出ます。


棚板などもどちらに合わすか検討が必要です。



そしてもう一つの部屋はホワイトに塗るのですが、右側は木目を生かしたホワイト。左側はできるだけ木目をつぶしたホワイトです。


ホワイトは塗装の中でも非常に難しいのです。何故かと言うと白なので下地を浮き上がらせて5回6回と乗らないと木目を潰すことができません。


ですから、ホワイトでのベタ塗りかなり難しい塗装となります。


これを職人さんにしっかりと伝えておかないと、やはり出来上がった後に思った通りにならないことがあります。薄く塗ったものを濃く塗るのは塗り直せば済むことなのですが、木目を起き上がらせて欲しいのにベタ塗りにしてしまった場合はペーパーで削ると言うとんでもない作業が発生します。



そうすると、とんでもない手取りになるので、お客さんもいい気もしないし、僕たちも無駄な費用がたくさんかかってしまいます。


非常に細かいことですが、塗装のプロでない限り、このような事はお客様はなかなかわかりません。ですから、事前にこのような打ち合わせをしていくことも非常に大切なのです。



塗装も塗り方やクリアを載せるかどうかなので、手間が数倍も変わってきますから、可能な限りはそのような打ち合わせもしていくことが必要でしょう。今回はオーダーで作るような部分がかなり多いので、このような細かな打ち合わせをさせていただいております。


皆さんも塗装する際は気をつけていきましょう