こんばんは😉
平家工房の小林です。

詳しくはこちら↓
今日は寒いですね。

今日は平家工房の勉強会がありました。

僕は兵庫県なので、ズームで参加をさせていただいておりますが、本当ならば行きたいところです。

そこでは平屋ばかり専門で建てている工務店が集まって、平屋に対しての勉強会をしています。

モデルハウスなどを建築されている会社も多くあり、刺激が多いです。ただ僕はチキン野郎なので、あまり建て売りと言うのは前向きではありません。

一度、僕の思いを全て込めた建売りを建てたいなあ!面白いなぁ!と思ったりもしています。
実は、土地も確保しているので。

そう考えると、ワクワクしますよねえ!
でも、こだわりすぎて、逆に高くなってしまう可能性もありますよね。

小林スペシャル。ラブあかん。あかん。チュー

そんなこと考えたら寝られへん。まずは今、抱えてるお客さんの平家ことを全力で考えましょう。

ここ数件、セミオーダー規格の平家と言うことで、プランさせていただいてるのですが

結局そのまま建てるということは少ないんですね。

これもいろんなコンサルから教わることですが、規格をできるだけスカスカの安くしておいて、オプションで売り上げるか、もしくはその規格では対応できないと言うことにして、別グレードを進めると言うのが、一般的なハウスメーカーの狙いだそうです。今は知りませんけど。

いわば「知らんけど」かもしれませんが。

それは嫌だと、十分にしたつもりではあるのですが、やっぱり欲しいオプションがあるので、それはそれで上がってしまうことがあるんですよね。


そのまま規格を建てていただけるものだと思っていたのですが、やはり家を建てるとなるとたくさん希望が出てきます。予算に応じてセーブをしていただかなければならないところもあります。

結局オプションで用意していないことも多く希望されるので、都度都度見積もりを取ったりとか、オプション表に載せ直す必要になります。

結局手間のかかることばかりしている。僕。

ここで本来のハウスメーカーのプロの営業マンからしたら

「馬鹿じゃないの」
「プロじゃないね」と言われるかもしれません。

ご夫婦が話をしにこられて、目を輝かせて希望を言われている。
「こんな風にしたい」
「この、洗面台を使いたい」

「これはセミオーダー企画なのでできません。グレードアップのプランになります」なかなか言えない。言えたら、どれだけ楽か。



やはりすごく大きなハウスメーカーはクロージングも決まっており、すごく教育されています。

きっぱりとできません。
と言える仕組みになっているところが多いでしょうし、立場的にそうなってしまうかもしれません。
まぁこれは僕の想像で、実際のクロージングを受けたわけではないので分かりません。
そういう仕組みがある会社とない会社もあるでしょう。

やはり勤めておられる営業マンの方は仕事ですし、自分たちの成績や売り上げも当然大事になります。


例えば、地デジだけじゃなくてBSも見たいんですと言われたら、それでは地デジの3000円プランではなくて、CS +5000円プランになります。

となります。

それに対して文句言う人はいないかもしれません。しかし家となるともう少し細かくなります。

僕は地デジが90%でCSはドジャースの試合しか見ないんだけど、ドジャースの試合だけ見れるような金額差で追加をしたいんです。

みたいなことのオンパレードになるわけです。

会社の決まりなのでそれはできません!

と言ってしまえばすごく簡単なのですが、住宅の場合できないということはあまりないので、できないと言う嘘はつけないことも多いです。

それはできません。と言えたら1番楽。

ほんとにめちゃくちゃ考え抜いたら、できないことってあんまりないので即座にできないという言葉はあんまり出てこないんですよね。

例えばできない事は無いけれど、500,000円かかってしまいますよと言う内容はよくあります。

できないと言わないことが良いことではありません。本当にできない事はしっかりとできないと言わねばなりません。

しかし、頑張ったらできることや、ちょっとややこしいことでもやればできることってたくさんあるんですよね。それをどこまで聞くかが、なかなか重要になってきます。

結局「まぁ僕が作ったらいいか」みたいなことも増えてくるわけです。

そしてできるけれど、このぐらいかかりますと言う部分に対しても、しっかりと差額を出して本当に必要な分の差額を出さざるをを得ません。

そこで嘘くそな値段を出したりするのも、ただ足元を見ているだけです。

そういうことを積み重ねるとほとんど規格はなく、オーダープランになっていきます。

当然、価格もオプションがあると上がっていきますので、仕方がない部分かもしれませんが、それでもやはりフリープランで組むよりはお得にできるかもしれませんね。

やはり一生に1度の家ですから、決められた企画をポンと買うと言うのは建売だけかもしれません。

そして、希望を聞くと、やはり予算内で考えてあげたいと言う気持ちがあるのは工務店として当然です。

いろいろ悩むこともあるけれど、やっぱり可能な限りのわがままは聞いてあげて、最終的には家を建てたことに対して喜んでもらう。これからの生活を豊かに過ごしてもらう。それがやはり1番。

すべてのわがままを聞くのは難しいかもしれませんし、本当に大変なことかもしれませんが、わがままを聞くと言うのも満足度の1つかなと思っています。

まぁ、少ない人数でやっている分、多少わがままは聞きやすいのかなと思ったりします。

今日は加古川市F様の屋根の工事が大方終わっていました。早いね。


屋根の上を土足で歩くのは僕はいつも気が引けます。ですから、滑り止めのついた靴下のようなもので上がるようにしています。足跡がつくの嫌なんです。職人さん達は、いちいちそんなことしていられないので仕方がないと思いますが。危ないしね。

確認の程度で上がるならば、土足で上がる事は少し失礼かなと思っています。



加古川市T様のリビングでは、石工事が進んでいます。実はこのようなステンレスの止め金具で落ちるのを支えて、裏は2液性のエポキシボンドでひっつけます。まぁ言えば、強烈なボンドです。


僕は半分から上は1.5倍の3本落ち止めの金物をつけるようにしています。上の方が落ちてきたら危ないですからね。商品の重量も考えないといけません。しっかりと保持できる重量にしておきましょう。


そしてあまり一気に張り上げるとボンドが乾ききらないまま、ずり落ちたりするので、できる限り、半分ずつぐらい施工していくのが好ましいでしょう。


2液性のエポキシボンドとは、2つのボンドを混ぜたときに初めて硬化するボンドで混ぜてしまうと、明日使おうと言うわけにはいきませんから、使う都度混ぜて使っていくことになります。


しかし、このような石の工事で思ったのは工業製品と違い、一つ一つのばらつきがかなり大きく、いくら丁寧な施工しても商品にばらつきがあるので、なかなかうまく収まりません。数ミリ程度隙間ができることもあります。


そしてこのように目地などを取らずに直接置いてつないでいくような石を張る工事ではサネがついておらず、なかなか職人さん泣かせの製品だなと思います。


このような特に石はほとんどが輸入品です。


工業製品みたいに全て直角だと逆に自然さがなくなるので、僕はそれはそれで自然の風合いがあっていいと思います。


まだまだ最終的な仕上がりが見えてきませんが、3Dで僕の頭の中ではバッチリ出来上がっているので、また最終の仕上がりは楽しみにしていただきたいと思います。


ではでは