今日の天声人語 を読んでいたら、森鴎外が”饅頭茶漬け”なるものを食していたと出ていた。


ご飯の上に饅頭を載せ、煎茶(せんちゃ)をかけて食べたという。


美味しいのかな。
と、思っちゃいました。


和菓子の虎屋では、機関誌『和菓子』で森鴎外と饅頭茶漬けのように「歴史上の人物と和菓子」というコラムを掲載している。
また、”とらや”のホームページ ではその”饅頭茶漬け”を食した人の感想 が出ている。


真っ白なご飯の上の饅頭からのぞく薄紫の餡、緑に透き通る煎茶の色…。鴎外のイメージとのミスマッチもあいまって、なんとも不思議な食べ物に思えますが、実際に試された方によれば、意外にさっぱりと美味しく食べられ、言葉から受ける印象ほど奇妙ではないそうです。
森茉莉は先の著作の中で、その味についてこう記しています。「父とたべた想い出もあるが、支那のお菓子のようだったり、淡白(あっさり)した、渋いお汁粉のようだったり、どっちも美味しい。」
一度、作ってみるのも一興かもしれません。


食べたいような、食べたくないような。。。。