Giveやsendを使って、間接目的語(人)と直接目的語(物)を取るのが、「授与型」
この型で take などを使うと、逆の意味が生じます。つまり「・・・に~をあげる」ではなく「・・・から~を取る、奪う」という意味になるということです。ラジオ英会話では、これを「マイナスの授与型」と呼んでいましたね。例文を見てみましょう。
Take ~を取る
It took me a long time to learn English.
私が英語を学ぶのにだいぶ時間がかかりました。
【この take は、「私から長い時間を取る、奪う」という意味です。それで「それはとても時間がかかった」という意味になるのです】
Cost ~(お金)がかかる
This house cost me a lot.
この家にはたくさんお金がかかりました。
【cost は日本語にもなっていますが、「お金を使わせる」という意味です。それで「お金がかかった」という意味になるのです。具体的な金額を入れることもできます】
This travel cost me $500.
この旅行で私は500ドル使いました。
Charge ~に請求する
The airline charged me $50.
その航空会社は、私に50ドル請求しました。
まとめ
授与型の動詞は英語表現の中で重要な役割を果たします。しかし、動詞によっては意味が逆になるため、注意が必要です。特に、「take」は「~を取る、奪う」という意味になり、「cost」は「お金を使わせる」という意味になります。また、「charge」は「~に請求する」という意味になります。これらの動詞を理解し、適切に使い分けることで、より自然な英語表現が可能になります。今後も様々な動詞の使い方を学んでいきましょう。