今回は、英語の文の基本的な型のうち、自動型である「~する」という意味を持っている文型について考えていきましょう。この文型はSV(主語+動詞)という形で表され、(目的語のない)つまり特に対象のない動作を表現しています。具体的な例文を通じて、その特徴や使い方について理解していきましょう。S=Subject 主語、V=Verb 動詞です。

 

 

SVの基本文

 

He runs fast.

彼は速く走る。

 

He は、おなじみの主語 S

runs は、「走る」という動きを表す動詞 run に三人称単数の s が付いた形。V
runのように後ろに目的語を置かない動詞を自動詞といいます。

fast は、「速く」という副詞。動詞を修飾しています。副詞はなくても文としては成立するため、文型の要素としてはカウントされません。意味の上で重要ではないという訳ではありません。

 

その他の例文

 

The train departed.

その電車は発車しました。

 

I go to Vienna every year.

私は毎年ウイーンに行きます。

まとめ

 

今回は、英語の基本的な文型である「~する」SV(主語+動詞)自動型について学びました。この型は、動作自体が完結しているため、目的語を必要としない点が特徴です。日常会話や書き言葉でも非常によく使用される文型であり、英語を学ぶ上でこの基本をしっかりと理解することが非常に重要です。

 

英文を作ってみよう

 

これまでの説明で、SV文型の理解が深まったでしょうか。英語の学習は一歩一歩確実に進めることが大切です。今回学んだ自動詞の基本形を使って、様々な文を作ってみることをお勧めします。日常的なシンプルな動作を英語で表現してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

例えば、She smiles.(彼女は笑う)や It rains.(雨が降る)など、自分の周りの動きを英語で記述してみるのです。

 

継続がかぎ

 

学習は継続がかぎですから、少しずつでも毎日英語に触れる時間を持つことが進歩につながります。この記事があなたの英語学習の一助となれば幸いです。不明点があれば、いつでも質問してください。これからも楽しみながら英語の世界を広げていきましょう。