英語に限らず外国語を学ぶとき文法はとても大切です。
文法は言語のルールだからです。
英語の文法は英文法(English Grammar)と言います。
英文法には単語や文に関するルールがたくさんありますが、
まず、単語の品詞について考えてみましょう。
品詞とは何か
品詞というのは、単語の意味や役割によって分けられるグループのことです。
例えば、
I play baseball.
という文を考えてみましょう。
I わたし これは代名詞という品詞のグループに入ります。
play ~ ~をする これは何かの動作を表すので動詞です。
baseball 野球 これはスポーツのひとつの名前ですよね。ですから、名詞というグループに入ります。
このように、文の中でそれぞれの単語は何の品詞なのか決まっています。
品詞を見分けるのはなぜ重要なのか
英語に限らずどの言語にも当てはまることですが、品詞がわかっていれば、意味を正しく理解できます。
また、正しい語順で文が作れます。
自分の母語の場合は、品詞などを学ぶ前に正しい語順を感覚的にマスターしています。
例えば、わたしたちは日本語で話すとき、ここは「は」という助詞を使うのだなと考える必要はありません。
でも、外国人が日本語を学ぶときは、助詞の使い方を学ばなければ、日本語を正確に理解できないし、話せないのです。
同じように、外国語としての英語を学ぶときには、品詞や文の要素に沿って文法が説明されていくので、
英文法の説明を理解するために、そしてきちんと話せるようにも品詞を見分けられるようにがんばりましょう!
ただし、英語をやり直す場合、品詞がわからないと先に進めない、お先真っ暗とは考えないで下さい。
そこまで、深刻になる必要はありません。
まあ、一つずつ、ゆったり楽しく行きましょう。
品詞の種類
英語には、おもに8つの品詞があります。簡潔に説明しますと
| 意味 | 例 |
名詞 | 人や物の名前 行為や状態のこと | Man, Book, Eating(食べること) |
代名詞 | 名詞の代わりに使われる語 | I, He, It, |
形容詞 +冠詞 | 性質や状態を表す
| Beautiful, Big, Kind + a, the |
動詞 +助動詞 | 動きや状態を表す +動詞の意味を補う | Eat, Read, Play +Can, Will, Should |
副詞 | 文、動詞、形容詞、他の副詞を修飾する | Early, More, Now |
前置詞 | 語句の前に置かれて関係を表す | In, Of, With |
接続詞 | 文と文、語と語をつなぐ | And, But |
間投詞 | 感情を表す語 | Oh, Ah |
これは品詞を大ざっぱに説明したものなので、すべての例を的確に説明しているとは言えません。
でも、まずこのような品詞があるということをおさえておきましょう。
そして、これから新しい単語が出てきたときに、意味と発音に加えて、品詞にも注目してみて下さい。
少しずつ理解が深まっていきます。
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