小学生の時、仲良く遊んだ転校生の家が工事現場に立つプレハブだった。飯場(はんば)というもので今なら作業員宿舎と表現した方が分かりやすい。その転校生の親からは「遊びに来るのは今回だけ」と言われた事を今も覚えている。遊びに行って迷惑をかけたのだと思う。

 高度成長期は多くの労働者(特に出稼ぎ労働者)が飯場から次の飯場へと渡り歩く生活をする。多くは単身者だが、上記の転校生のように自宅を持たず飯場に住む家族もいる。転校生の母親も現場や飯場で働いていた。

 次の飯場に向かい転校した彼(転校生)が今どうしているのか知らないが、元気で幸せであって欲しい。


NHK土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」最終回「空を飛ぶ夢をもう一度」

55歳からのハローライフ (幻冬舎文庫)

 

 新幹線、橋、道路、ビル等の建設工事は都会が多く、日雇い労働者の宿として簡易宿泊所が利用されるようになり、そんな宿が集中する場所をドヤ街(宿を逆に読みドヤ)と言う。ドラマはドヤ街の住人であるホームレスとリストラされホームレスになるかもと不安になる二人の男の話です。

 私にも一人だけ大事な幼馴染の友がいて、その友がホームレスでもドラマの主人公と同じように関われます。大事な友達がいるのは幸せです。

 ドラマは映画「スケアクロウ」のような男二人のロードムービーで最後は・・・。と大筋が似ている。再々放送あれば是非ご覧ください。


AmazonOriginalドラマ:エンジェルフライト 国際霊柩送還士

『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』 予告編

 

海外で亡くなったご遺体を遺族に届ける人の物語。3話あたりで幼馴染の話、泣けるオチがあります。