和の空間で聴くジブリ
今回訪れた会場は
大槻能楽堂。
伝統的な能楽堂の静けさと、
無数のキャンドルの光。
そこに流れるのは、
久石譲の音楽。
和とジブリとキャンドル。
合わないわけがなかった。
友達とふたりで
この日は友達とふたり。
雨の中並びながら
「寒いね」「でも楽しみやな」って言い合って。
始まる前から、ちょっと特別な夜だった。

後ろの席でも、ちゃんと届いた
正直、
バイオリンを生で聴くには大きい会場だなって不安だった。
しかも一番後ろの、いちばん安い席。
でも演奏が始まった瞬間、その不安は消えた。
音が遠いどころか、
空間全体が響いてる。
前から飛んでくる音じゃなくて、
横からも、後ろからも、上からも。
音楽に包まれる感覚。
後ろの席でも、十分すぎるほど満足だった。
(でも、いい席が空いてたのはちょっと羨ましかったのは内緒。笑)

「いのちの記憶」で、ほとんど泣いた
一番心に刺さったのは
『かぐや姫の物語』の「いのちの記憶」。
イントロが流れた瞬間、
あ、これだってわかった。
かぐや姫の物語のあの切なさが一気に蘇る。
キャンドルの光が揺れる中で聴くあの旋律は、
ずるい。
涙はこらえたけど、
喉の奥がぎゅっとなって、胸が熱くなった。
音楽って、こんなに感情を連れてくるんだって思った。

ラストは撮影OK
最後の1曲は撮影OK。
会場全体が、
キャンドルとスマホの光でさらに幻想的に。
いっぱい写真を撮ったけど、
きっとあの空気までは写らない。
あれは、行った人だけが知ってる温度。
雨の中並んだ甲斐
正直、並んでる時は寒かった。
でも終わった後は、
「来てよかった」しかなかった。
音楽を聴いたというより、
音楽の中に入った夜。
大槻能楽堂という空間で聴けたことも含めて、
本当に贅沢な体験だった。
また絶対、違うテーマも行きたい。


