札幌市長が同性愛者集会に参加―首長がコンなんでいいのか! | 世界日報サポートセンター

札幌市長が同性愛者集会に参加―首長がコンなんでいいのか!

札幌市長が同性愛者集会に参加
「常識ない」と市民反発

 札幌市の上田文雄市長が同性愛者の集会に出席し、参加者を激励したことが、波紋を呼んでいる。上田市長は今月十八日に行われた「レインボーマーチ札幌」に来賓として出席。「性的少数者を認める社会を実現するよう努力したい。来年はもっと仲間を連れてきてください」などと参加者を激励する発言を行った。市長はその後も、集会が終わるまで会場に残った。
(札幌支局・湯朝 肇)


 同集会は同性愛者の権利拡大を訴える目的で、一九九六年に「レズ・ビ・ゲイ・プライドマーチin札幌」として始まったもの。今年で九回目。全国から約千人の同性愛者が集り、一時間半にわたって市内をパレードし、集会を行った。

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 パンツ一枚などで市中を練り歩く同性愛者の姿に、眉をひそめる人は多く、ある市民は「気持ちが悪くて怖い」と話した。


 現職市長がこうした集会に参加し、お墨付きを与えたことについて、市民からは「非常識だ」「家庭破壊を助長する」と危惧(きぐ)する声が出ている。


 札幌市議の近藤和雄氏は「札幌市は十代少女の妊娠人工中絶の割合が全国一で、性感染症にかかる割合も高い。その背景には性解放の広がりがある。そんな現状で、市長が同性愛者に『仲間を連れてきてください』と言うなんて、常識では考えられない」と批判。


 世界連邦北海道の荻野忠則代表は「宇宙は古来よりオシベとメシベ、オスとメス、男性と女性という成り立ちの中で種を保ち、家庭を維持してきた。それが自然の摂理だ。同性愛者には同情する何ものもない」と反発する。


 札幌では毎年春、札幌市仏教連合会が主催する「花まつり」が行われ、家族連れらでにぎわう。しかし、市長がこうした集会に顔を出したことはない。市長の姿勢に抱く市民の不安には、こうした偏りが背景にあるとみられる。


 天使大学非常勤講師でメンタルヘルス・カウンセラーの根本和雄氏は「ヨーロッパの社会学者デュルケムは、少子化が進行すればするほど自殺が増えると唱えている。いまの日本は正にそうなっている」と指摘。「同性愛者の権利よりもまず、家庭の大切さ、家庭力を訴えるほうが先決だ」と苦言を呈している。

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