別視点―朝日新聞 ＶＳ ＮＨＫ

ＮＨＫ不要論と「朝日」の言論犯罪
非難応酬の後景にある問題の本質／政治的偏向で売国的な共闘を画策

北欧文化協会理事長　武田　龍夫

大メディアは現代の専制君主

　ＮＨＫ番組への政治圧力の有無をめぐり二大メディアが相互非難の応酬を展開中で、目ぼしい論評も出尽くした感があるが、視点を変えて問題の本質を論評する。

　かつて私がＮＨＫに入局した折りに古垣会長が訓示をした。「ＮＨＫの名刺で君たちは大臣でも大企業経営者でも誰でも会ってくれる。しかし、それと君たちの実力とは何の関係もないことを忘れるな」。また外務省勤務の際に、ある大新聞記者から取材の要望があった。その日、私は問われるままに丁寧に事情説明を行った。しかし数日後の記事は手厳しい外務省批判になっていた。私は怒り心頭に発して主管局幹部に抗議の申し入れを要請した。だが、巨大メディアと事を構えたくない官僚の事なかれ主義から結局慰留されて省内の噂で終わった。現代の専制君主であるメディアの傲慢そして狡猾さという悪徳への自戒と具体例の一つである。

人気ブログランキングに参加中！←ご協力お願いします｡（何位かな？･･･大体１００位前後くらい。確認してみてね｡）

この記事の全文をどうしても読みたい！という方は、以下をクリックして下さい｡

世界日報試読受付センター