「中国の侵略から尖閣・沖縄を守る国民大会・デモ」開催 | 世日クラブじょーほー局

世日クラブじょーほー局

世日クラブ・どっと・ねっとをフォロースルーブログ。

 昨日8月27日(土)、日比谷図書文化館において、「中国の侵略から尖閣・沖縄を守る」として、シンポジウムとその後デモ行進が行われ、当方も参加しました。

       

 シンポジウムではまず、本大会の呼びかけ人である日本を愛する沖縄県人会代表の宮里るり子氏があいさつ。次にゲストスピーカーとしてまず、仲村覚氏が登壇し、沖縄問題は複雑だが、つまるところ戦後日本の民族意識の欠如にあると指摘。なお、”民族”とは何かについて、「歴史と使命を共有する運命共同体」という見解を披露し、本土と沖縄は運命共同体と力説した。次に登壇した村田春樹氏は、さる沖縄出身学者の琉球独立論の著書を示し、これを一喝。加えて、沖縄の言葉が表面上日本語と異質に見えてもよく吟味してみれば、どれも大和言葉に由来するものが訛った方言だと看破。例として、べっぴんさんを意味する「ちゅらかぎ」は「清ら影」からきているなどを紹介した。

       
         (挨拶する宮里るり子呼びかけ人)

       
           (スピーチする仲村覚氏)

       
           (スピーチする村田春樹氏)

 その後、当日都合で来れなかったとして、我那覇真子氏のメッセージが読み上げられたが、ちょっと首を傾げたのは、氏が中国が今現在、南、東シナ海で行っている力による現状変更を時代遅れだと糾弾し、その対比として、わが日本人のモラルの力や愛国心を挙げられたことだ。

 確かに中国に比べたら、相当ましとは思う。がしかし、明らかに日本人は劣化しているよ。我那覇氏のメッセージを聞いて気恥ずかしく思った人も多かったのでは。

 相模原市の障がい者施設での大量殺人や、つい先だっての16歳少年への暴行の果ての殺人など論外だが、当方が一日すごす中で、順法精神や、モラル意識が明らかに欠如している同胞がいかに多いか。それは他ならぬ日本人であって、在日の中国、韓国・朝鮮人ではないのだ。逆に、アジア系留学生のコンビニ店員の対応に感動させられることさえある。ちなみに当方が仕方なく使う近所のスーパーやクリーニング店の日本人店員は「いらっしゃいませ」も言わない。「おもてなし」などそうそうお目にかかれないし、他人に対する思いやりや優しさは死語?観光バスもタクシーもバイク(自転車)便も歩行者でさえ、常に目にするのはロクなもんじゃない姿だよ。

 むろん本大会に意義は大いにあるのだが、中国の狼藉を見て、まず日本人自身がわが身を振り返り、胸に手を当てて、ああなるまいと決心することだ。(大和魂や武士道精神を取り戻せとは言わない)いの一番に自分自身から始めよう。

       

 ま、それはともかくシンポジウムののちは、会場から銀座へ向かい、外堀通りを抜けて日本橋に至るコースをデモ行進しました。1時間半ほどだったと思いますが、かなり疲れた。みなさんほとんど当方より年上の人ばかりだったと思いますが、よくやりますわ。最後に終着地点の公園で、参加者全員で記念撮影。

       

 今回の参加者は沖縄出身者ばかりではありませんが、みんな日本と沖縄を愛するとともに、本大会の呼びかけ人である90歳を超えてなお闊達であられる宮里のおばちゃん、失敬、るり子先生を慕う仲間だと知りました。皆さま、お疲れ様でした。

       

       
        (宮里るり子先生を囲んで記念撮影)