●本来、愛するってとてもシンプルなこと
こんにちは。スピリチュアルカウンセラー仙花です。
先日、『博士の愛した数式』を初めて見ました~。
2005年の作品なので、もうずいぶん経つのですね。
ついこの前の作品のように思えていました^^;汗
素晴らしい作品で、もううっとり。
ご覧になってらっしゃる方もたくさんいると思いますが、知らない方のためにざっくりあらすじ。
交通事故で脳を損傷し、以降記憶が80分しか持たない数学博士と、博士をお世話に来る家政婦と、その息子のあたたかい心の交流を描いたお話です。
こんなに愛に満ちた物語だったなんてー!
映画の途中で気づきました。
博士は、愛することしかしていないのです!
私たちは、記憶に左右されてしまいます。
昨日ケンカした。あんなこと言った。こんなこと言った。あんなことをした。
不安や猜疑心や怒りや罪悪感やら、人は記憶を通して他者を見ています。(自分に対してもそうです!)
ところが、博士は次の日になると記憶がなくなっちゃう。
そして博士はとても愛にあふれているのです。
家政婦である深津絵里さんも、お見事です。
記憶がない人と接する側も、実は慣れると楽なのでは?なんて思えてきたくらいです。
たとえばケンカしたら、ふたりの間に記憶として残り、おたがいに気まずいなんてことはよくあることですよね。
でも相手がまったく気にしていないと、多少気まずさはあっても普段通りに戻りやすいのではないでしょうか。
とてもスピリチュアルな映画だな~と思いました。
今を生きる、ということですね。
それにしても博士の愛する能力には脱帽です。
愛がたくさん詰まった映画です。
博士が愛に満ちて数字と数学を語り続ける姿には、ほっこりしますよ。
愛ってなんだ?ってわからなくなったときに見るのもいいかもしれませんね^^
愛するってとてもシンプルなことなんだな~と思い出させてくれます。
あなたが愛に満たされていますように。